京都府京都市は12月より、市内のほぼすべての電車とバスが乗り降り自由になる乗車券「京都フリーパス」を発売する。

京都を走る叡山電車(写真はイメージ)

同乗車券は鉄道事業者7社局およびバス事業者8社局との連携によるもので、公共交通の利便性向上と市外からのマイカー流入抑制、ならびに交通渋滞の緩和を目的としている。

「京都フリーパス」で利用できる交通機関は、京都市交通局、JR西日本、叡山電車、近鉄電車、京阪電車、嵐電(京福電車)、阪急電鉄、京都バス、京阪京都交通、京阪シティバス、京阪バス、西日本JRバス、阪急バス、ヤサカバス。1日フリー版と2日フリー版の2種類があり、1日フリー版は大人2,000円、子ども1,000円。2日フリー版はJR西日本の企画乗車券「京都観光フリーきっぷ」または「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」として発売されるため、出発地により金額が異なる。なお、2日フリー版は大人用のみの発売。

販売開始日は1日フリー版が12月8日、2日フリー版は12月1日。発売期間は、1日フリー版が2013年3月22日まで、2日フリー版の「京都観光フリーきっぷ」は2013年3月20日まで、「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」は3月19日まで。有効期間は1日フリー版・2日フリー版ともに2013年3月22日まで。1日フリー版は期間中の任意の1日、2日フリー版は期間中の連続する2日間有効となる。同乗車券では、特典として施設や物販店、飲食店などで料金割引や記念品贈呈などの優待が受けられる冊子と京都観光マップが付く。子供用きっぷには子供向けガイドブックも付くとのこと。