初めての山梨ワインツーリズム 東京の愛好家向けに3月ツアー
山梨の錦秋を彩る大型イベント、ワインツーリズムを展開する山梨県内の2事業会社は3月16日、東京発着でワイン産地の勝沼地区を周遊する旅行ツアーを開く。「はじめてのワインツーリズム」と銘打ち、山梨を初めて訪れるワイン愛好家が対象。道中のバスには著名ソムリエが同行し、甲州ワインの魅力をアピールする。
企画会社のセツゲツカ(甲府市)と、旅行会社のタビゼン(山梨県北杜市)が日帰りツアーを主催。東京に限定したワインツーリズム関連の旅行商品は初めてという。帝国ホテルで30年近くワインサービスを手掛けた、シニアソムリエの小牧康伸さんらが東京から随伴する。バス車中では山梨の最新のワイン情報などを披露する。
甲州市勝沼地区に到着後、老舗醸造会社である丸藤葡萄酒と、メルシャンのワイナリー「シャトーメルシャン」を訪れ、それぞれの逸品を味わう。扇状地である勝沼全体を見渡せるポイントに出向き、一面に広がるブドウ畑の風景も楽しむ。