なんかもうパソコンを超えちゃいますね!
高性能がウリの世界初となるNvidia製の1GHzのデュアルコアプロセッサー「Tegra 2」を搭載するスマートフォンが登場したかと思いきや、早くも時代はその先の先を行く超高速進化を遂げていきますよ。まずは同じくNvidiaから、クアッドコアプロセッサー「Tegra 3」のサンプル出荷が始まっており、年内には搭載スマートフォンの発売がアナウンスされる可能性が高いみたいです...
「Kal-El」の開発コード名が付されたTegra 3は、12コアのGPUを内蔵するパワフル性能で、1440pというフルHD超の動画でも2560×1600の高解像度で楽々再生可能。すでに現時点でスマートフォン向け最速レベルのTegra 2の5倍を超えるパフォーマンスを記録し、驚くべきことに、ベンチマークテストでは2GHzの「Core 2 Duo T7200」プロセッサーが出したスコアーを上回って、一部のパソコンも顔負けのスマートフォンが誕生しそうな勢いですよ。まずは今夏にタブレットPCに搭載して製品発表が予定されているTegra 3ですが、Nvidiaのロードマップでは、来年以降も順番にWayne(Tegra 4)、Logan(Tegra 5)、Stark(Tegra 6)と年ごとに新バージョンがリリースされることを明らかにしています。パワーアップと同時に消費電力の低減にも力が入れられているようで、なんだかこの分野の製品進化には目ざましいものがありますよね~
[Nvidia]
Adrian Covert(米版/湯木進悟)