僕が2011年に読んだ技術書ベスト5

2011年に読んだ技術書の僕なりのベスト5を紹介してみる。ちなみに今年は13冊の技術書を読んでいたみたいで、大体1ヶ月に1冊っていうペースみたいだ。また技術雑誌として、WEB+DB PRESSSoftware Design も読んでるけどこちらは含めていません。

第5位 プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版

アルゴリズムとデータ構造の基礎を学ぶならこの本を選ぶと間違いないと思う。C言語Java の2つの言語でサンプルコードが載っているのもありがたい。基本的には言語に依存しないことを扱っているので、すべてのプログラマにおすすめできる。

プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版

プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版

第4位 Emacsテクニックバイブル 〜作業効率をカイゼンする200の技〜

すべての Emacs を使っている人におすすめしたい一冊。この本に Emacs を使いこなすためのすべてが載っていると言っても過言ではないと思う。『Emacs Lispテクニックバイブル』*1も併せて読むとより Emacs を便利に使える様になると思う。

Emacsテクニックバイブル ?作業効率をカイゼンする200の技?

Emacsテクニックバイブル ?作業効率をカイゼンする200の技?

第3位 Perl CPANモジュールガイド

Perlプログラマが待ち焦がれていた一冊ではないでしょうか。少なくとも僕はそう。CPAN のサイトに行けば多くのモジュールが登録されているけど、じゃあどれを使えばいいの?って迷う人も多いと思う。それに対する答えがこの本だと思う。僕もかなりお世話になりました。

Perl CPANモジュールガイド

Perl CPANモジュールガイド

第2位 ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック

すべての運用(オペレーション)エンジニアが読むと幸せになれる一冊。サイト運用におけるテクニックが余すことなく説明されていて、実践向きの内容が多く、いくつかはすぐにでも取り入れる事が出来る。近いうちに2週目を読みたいと思ってる。

ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック (THEORY/IN/PRACTICE)

ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック (THEORY/IN/PRACTICE)

第1位 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践

今までありそうで無かった(あったかもしれないけど)Webアプリのセキュリティについて説明された一冊。Webアプリにおける驚異とそれの対処方法がわかりやすいサンプルコードと共に説明されている。サンプルコードは PHP で書かれているが、シンプルで読みやすいので、他の言語を使ってる人も安心して読めると思う。

終わりに

今年は自分の仕事の質を上げるのに直結する本が多かったと思う。紹介した以外の本もすばらしい本がたくさんあったし、読んだ本すべてが僕の血となり肉になってると思う。

来年もすばらしい技術書と出会えることを楽しみにしてる。数の目標としては20冊程度読めればと思っているけど、数に縛られすぎて、内容が入ってこなかったら意味がないので、この辺は気楽にやっていこうと思う。

*1:こちらはまだ読めてないです