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『二つの選挙①』三橋貴明 AJER2012.5.8(3)

『二つの選挙②』三橋貴明 AJER2012.5.8(4)

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北海道十勝管内 音更町(おとふけちょう)「「TPP」に関するまちづくり講演会」

http://www.town.otofuke.hokkaido.jp/town/sonota/sonota/koenkai-230328.html

日時:平成24年5月20日(日曜日) 午後2時から

場所:音更町文化センター

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 エンターテイメント経済歴史小説、「コレキヨの恋文 」、長谷川慶太郎氏との対談本「日本と世界はこう激変する 大恐慌終息へ!? 」、日本の資本主義を語る「悲観論に踊らされるな! ニッポン経済集中講義 」発売になりました!




 本日はテレビ朝日のTVタックルの収録です(14日放送予定です)。

 タックル収録の後は雑誌のインタビューがあり、さらに本日はWiLLの連載の締切日なのです。う~む・・・、こなせるのでしょうか。


 さて、毎年この季節に必ず取り上げている、恒例のBBCの調査結果です。


「世界に良い影響」日本トップ…BBC読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120510-OYT1T01606.htm
 英BBC放送が読売新聞社などと22か国で共同実施した世論調査によると、日本が「世界に良い影響を与えている」という評価は58%で、「悪い影響を与えている」は21%だった。
 調査は、国際社会に影響を及ぼす16か国と欧州連合(EU)の評価を聞いたもので、「良い影響」は日本が最も高く、ドイツ56%、カナダ53%、英国51%などが続いた
 日本が1位になったのは、ドイツと並んでトップだった2008年以来。約1年前の前回調査ではカナダ、EUと同率で3位だった。日本への評価をみると、中国と韓国を除く20か国で「良い影響」が「悪い影響」を上回っている。
 「良い影響」で前回1位のドイツが2位、EU48%(前回3位)が6位に後退したのは、欧州の財政・金融危機が影響したとみられる。中国50%は5位(同9位)に上昇した。「悪い影響」は、イラン55%、パキスタン51%、北朝鮮、イスラエル各50%などの順に高かった。調査は昨年12月から今年2月にかけて面接または電話方式で実施、計2万4090人から回答を得た。読売新聞社は日本国内分を担当した。』


 BBCのソースは以下になります。


【BBC World Service POLL】
http://www.globescan.com/images/images/pressreleases/bbc2012_country_ratings/2012_bbc_country%20rating%20final%20080512.pdf


 読売の記事では、一部のデータしか載っていないので、取りあえず全体の結果の方のみ掲載します。何気に、韓国は中国よりも評価が低いんですね。昨年もそうだったのですが。


【2012年 BBC調査「世界に良い影響を与えている国」「悪い影響を与えている国」】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_38.html#BBC


 このBBCの調査は、全体の結果よりも、国別の評価(どこの国の国民が、どこの国について「良い影響」「悪い影響」を評価しているか)の方が面白かったりします。


 例えば、BBCのソースの9ページは、「中国」に関する各国の評価です。共産独裁国家、中華人民共和国に関する評価で、「世界に良い影響を与えている」が最も少ないのが、何を隠そう我らが日本国民(わずかに10)なのです。(何と誇らしい)その割に「悪い影響」が50と、突出して多いわけではありません。中国が「世界に悪い影響を与えている」と最も評価したのは、何と韓国国民(64)なのです。意外とは思えませんが、興味深くはあります。


 ついでに、「中国人民の中国に関する評価」では、「良い影響を与えている」が86と、まあ見事に洗脳されていますねえ。さすがは共産独裁国家。


 次ページに「日本に関する評価」があります。中国人民の日本に関する評価では、「良い影響を与えている」が16で、「悪い影響を与えている」が63となっています。また、韓国人の日本に関する評価では、「良い影響を与えている」が38で、「悪い影響を与えている」が58。分かりやすいこと、分かりやすいこと。


 ちなみに、日本の評価で「悪い影響を与えている」が「良い影響を与えている」を上回っている国は、もちろんこの二国、すなわち中国と韓国のみです。両国での調査が行われなければ、日本の評価がダントツになってしまいますわな。


 北朝鮮に対する日本国民の評価は、「良い影響を与えている」が1で、「悪い影響を与えている」が88。本当に「良い影響」が「1も」あったのでしょうか。信じられません。というか、北朝鮮が世界に与えている良い影響って、何でしょう。犯罪国家かつ専制独裁国家でも現代世界で生き残れるという現実を示し、世界のならず者たちに希望を与えることか何かでしょうか。よく分かりません。
 
 韓国に対する日本国民の評価は、「良い影響を与えている」が34で、「悪い影響を与えている」が16。無回答がちょうど半分というわけです。日本国民は、あんまり興味がないようですね。


 ところで、日本国民の日本国に関する評価は、「良い影響を与えている」が41で、「悪い影響を与えている」が9となっています。中国人民のように共産独裁国を自画自賛するのはアホの極みですが、もう少し自国に自信を持つべきでしょう、日本国民も


 自虐史観という狂った思想・教育は未だ消え去ってはいませんが、現実には自虐しなければならないほど惨めな国に、わたくしたちは住んでいるわけではないのです。と言いますか、むしろ最も「世界に良い影響」を与えていると評価される国に住んでいるわけです。


 だからと言って、日本はどこかの国のように「我が国の評価を上げるために、国家的プロジェクトが必要だ」などと恥ずかしい真似をしているわけではありません。わたくしたち日本国民は、日本の国土で淡々と日本国民として生きており、別に「世界の評価」など欲していません。逆に、だからこそ、オリジナルな技術や文化、製品やサービスを生み出すことができ、世界に評価されているのではないかと思うわけです。


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