米The Nielsen Companyが、米国でスマートフォンやタブレット端末、電子書籍端末を所有する合計1万2000人の消費者を対象に利用実態を調査したところ、スマートフォン所有者の68%、タブレット端末所有者の70%が、テレビを見ながらそれらの端末を利用していることが分かった。

 これに対して、電子書籍端末をテレビを見ながら使っている人の比率は35%と低く、スマートフォンやタブレット端末がテレビと親和性が高い端末であることを裏付けている。

 スマートフォン所有者は、それを使っている総時間の20%、タブレット端末所有者では同30%が、テレビを見ながらでの使用だという。

 一方、ベッドの上で使う比率は、電子書籍端末が61%で最も高く、タブレット端末が57%、スマートフォンが51%となっている。就寝前の読書用端末として、電子書籍端末が認知されていることが分かる。