他人から批判されることは、誰にとってもあまり気持ちのいいものではありません。ひどい言葉を浴びせられたり、ののしられたりすればなおさらで、つい「なんだ、コイツ!」と、イラっとする感情が湧いてしまうものです。

とはいえ、そういった批判の中には、自分の足りない点を指摘してくれていたり、改善すべきポイントを諭してくれている言葉もあります。そこで、ついカっとなってしまう批判に冷静に耳を傾けるためのちょっとしたコツを、ご紹介しましょう。

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 やるべきことは、自分について改めて考えること。ただし、自分のしていることについて、あれこれつまらぬあら探しをする必要はありません。むしろ、自分自身を「辛らつな批判家」や「嫌な奴」に見立てて、自分の仕事について、イヤなこと、イラっとすることをバシバシ言ってみましょう。

これらの批判は自分から発せられたものですから、バカバカしくて深刻には受け止めなくなります。他人が言うかもしれないイラっとするような、落ち込むような批判にも、笑い飛ばす機会を持てば冷静に耳を傾けられます。

言うは易し、行うは難しですが、心が傷ついたり、腹が立ったりするところはサラっと受け流し、自分のスキルアップや成長につながるポイントだけガッチリつかんで、今後にうまく生かしていけるといいですね。

Adam Dachis(原文/訳:松岡由希子)