「美人すぎる市議」として知られる藤川優里氏(31)が、初のエッセー本「八戸から愛をこめて」を13日に緊急発売することが10日、分かった。政治家生活や地元青森県八戸市のPRから私生活、好みの男性のタイプや結婚観まで、赤裸々に明かしている。日刊スポーツが入手した撮り下ろし写真では、色っぽくお酒をたしなむ姿なども公開している。

 藤川氏は八戸市議会議員として、今作の出版について悩んでいた。昨年から準備を進めてきたが、「ついに校正というところで、東日本大震災が発生したんです」。八戸市庁そばのビルの5階で被災した。津波被害に遭った八戸港を見て途方に暮れた。ただ「今こそ、八戸市は東日本全体の復興のためにも、一刻も早く拠点とならなければ」との思いから、八戸市PRのために今のタイミングで発売を決意した。

 幼少時代から今年4月の2期目再選までの半生と、八戸市の魅力をつづった。08年1月に地元テレビ局に取り上げられて一躍有名になると、09年にはスペインの「世界で最も美しい女性政治家」インターネット人気投票で、世界一に輝いた。その騒ぎについては「外面にコンプレックスを持っていたので戸惑いました。そもそも気候や食生活のおかげで八戸は美人が多いのです。そんな町で世界一と言われ、だいぶ肩身の狭い思いをしてきました」と明かした。

 ほかにも、好みの男性については「白シャツの似合う人。懐が深く、自分に厳しく、自己管理ができる人。優しいのは当たり前かな。映画だと『トランスポーター』のジェイソン・ステイサム(フランク役)、『オーシャンズ12』のマット・デイモン(ライナス役)の役が好み」と、高めの理想を挙げた。結婚願望も徐々にわき始めていて「占いでは35歳と言われているので、次の選挙あたりでしょうか」と意味深に予告している。