ソフトバンクフレームワークスは、相手のメールアドレスやTwitter IDが分かれば送り主が住所を知らなくても荷物を発送できる「メルアド宅配便」に新機能を追加した。
これまでのメールアドレスとTwitter IDに加え、新たにFacebookのアカウントに対応。Facebookで友達同士なら、相手がウォールに受け取りを諾否すると書き込んだ場合に、送り主が荷物を発送できるようになった。
さらに同社は、企業向けサービスとして「法人メルアド便サービス」の提供を開始。企業がキャンペーンなどで収集したメールアドレスやTwitter ID、FacebookアカウントなどのID情報をもとに、届け先の情報取得から荷物の発送までを請け負う。
サービスの提供にあたっては、幅広い業種や業態、規模の企業が利用できるよう、新たな管理システムを開発。配送だけでなく、データの取り込みや配送先情報の管理、配送先情報の収集状況、送付物のステータス管理までをトータルサービスとして提供する。
同社は企業が同サービスが企業にもたらすメリットについて(1)SNSサービス運営者が、会員の個人情報の管理業務を行うことなく、SNS会員間での物の配送が可能になる点 (2)キャンペーンなどを展開する際、Twitter IDやFacebookアカウント情報を収集するだけですみ、応募者の個人情報の集計管理業務などの負担が軽減される点 などを挙げている。
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