伊藤園があったか～い味噌汁を缶入り飲料にした「天然かつおだし みそ汁」試飲レビュー

牛角で全長50cmの巨大な「ギガホルモン」を食べてきた後、ふらっと立ち寄ったコンビニであったか～い飲み物を物色していたところ、おしるこや甘酒といった「寒いときに飲みたいな」と思える定番に混じっている缶入り「みそ汁」を発見しました。しかもただのイロモノかと思いきや、「お～いお茶」で有名なあの伊藤園が新発売しているではないですか。

これは買うしかない、飲むしかない、そして一体中に何が入っているのか確かめてみるしかない！というわけで、伊藤園が発売している「天然かつおだし みそ汁」（税込120円）という缶入りみそ汁の試飲レビューは以下から。
「天然かつおだし みそ汁」「大納言しるこ」「特濃コーンポタージュ」「ビタミンレモン」 10月4日（月）より販売開始 ： ニュースリリース | 伊藤園

買って持ち帰ってきました。改めて見てもまごう事なきみそ汁です。

具はわかめとねぎとなめこで、すべて国産のものが入っているとのこと。

原材料名にはみそ汁の材料としてなじみ深いものばかりが書かれています。原材料名は基本的に多い物から順に書かれるので、米みそに次いでなめこが多く入っているのかもしれずちょっと期待してしまいます。

1本あたりのカロリーは30kcalです。そのすぐ下には「具材（わかめ・なめこ・ねぎ）が入っておりますので、よく振ってからお飲みください」という、赤色で強調された注意書きが。これは、振らずに飲むとなめこが沈んで、コーンスープのトウモロコシ粒よろしく底を叩かないと出てこなくなってしまうということなのでしょうか。

プルトップを開けてみたところ、シュポっというあったかい缶飲料独特の音が。飲み口からはちらっとわかめらしきものが見えています。

トポトポと器に移してみました。なめこ効果でみそ汁には若干のとろみがついていて、注いだ後も泡が消えずに残っています。具のわかめは細切れでちらほら浮いている程度、ネギはどこにあるのか引っかき回しても分かりませんでした……。

なめこはこんな感じのものが4～5個入っていました。みそ汁の味はというと、みそよりもかつおだしの香りが強く感じられて、塩気も強すぎずなかなかのもの。ただ、ずっと加温し続けているためか、具のわかめは朝作ったみそ汁を昼にもう一度温めて飲んだ時のようなクタクタの状態になっているので、ここは好き嫌いが分かれるかもしれません。個人的には作り置きのみそ汁も嫌いではないのでなかなかアリな感じでした。

缶から飲むのはちょっと不思議な感じがしましたが、みそ汁自体はなじみ深い料理なので、店頭で見かけた時ほどの違和感はありませんでした。出先でちょっとしょっぱい系のホットドリンクがほしくなった時や、会社や学校のお昼ご飯のお供に1度試してみると、古いようで新しい体験ができるのでおすすめです。