音声が非常に聞き取りにくく不明瞭な点が多い事をお詫びいたします。

<ロビーにて、勝俣恒久会長、広瀬直己常務の2名で漁連関係者出迎える>

漁連服部郁弘会長(以下、漁連)「全国の漁業者は大変強い怒りと憤りを感じております。我々、水産物の安全安心な安定供給をしようという使命を果たそうと真剣に取り組んで来た全国の漁業者の努力を踏みにじり、このような重大な事故を引き起こしました貴社の責任と対応を明確にしていただきたい。このように思うわけです。一昨日、貴社は福島第1原発において、放射能汚染水を、漁業関係者に何の相談もなく大量に放水することを決定し実行いたしました。高濃度放射能汚染水の海への放出を一刻も早く止めていただいて、これ以上海への流出を行わないことを強く申し入れしたのにも係らず、これを無視して我が国の漁業を崩壊に導く放射能汚染水の放水を強行いたしました。

この日、13:30頃に貴社の常務さんからいろいろ説明を受けておったわけです。そのときにも一刻も早く汚染水の海への流出を止めてほしいと要望したのにも係らず、その数時間後に我々に相談もなしに放水を強行した。本当に我々を無視した、と。いったい何を聞いていただいたんかな、と思いまして、これだけは我々には本当にどうしても許しがたいことでございます。その時点ですでに決まっておったのではないかと、私自身思っております。どうしても許せることではございません。

この地震による崩壊の処理、水の処理等、国の処理と当然として行わなければならない手だてをなんら行わず、このような重要な事態を引き起こした国と貴社の責任は、到底許されるものではないと思います。海を生計の場とする全国の漁業関係者は、無責任な対応に計り知れない強い怒りをいだいております。汚染水の放出を一刻も早く中止するとともに、高濃度汚染水の流出防止にあらゆる策を講じていただきたなければならないと思います。今回は国と東京電力の一方的な決定になされた暴挙と、高濃度汚染水の流出がまきおこしたあらゆる問題への対応、直接/間接を問わず被害に対する補償は、国と東京の責任において実施することを、ただちに明らかにすることを求めるものであります。どうぞよろしくお願いいたします。

勝俣:今、ご指摘いただいたこと、私、真摯に受け取って全力をあげて(不明瞭)全力をあげて最大限の努力を続けるよう……(不明瞭)このたび放射性物質の海(不明瞭)その上に高レベルの汚水をピットから(不明瞭)そしてこのたび低レベルの排出することを(不明瞭)緊急で放出したことをまことに心からお詫び申し上げます。幸い高レベルの汚染水のピットからの流出は一応止めることが出来ました。しかしなおかつ(不明瞭)注意点検(不明瞭)指示を出しております。(不明瞭)大変なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。なお補償の件に付きましては(不明瞭)、国との(不明瞭)最大限のいずれにせよ大変なご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。

今後とも最大限の(不明瞭)どうも本日は、本来、私がお伺いしてお詫びをしなければ、重ねてお詫び申し上げます。

漁連:最大限というか……絶対に海に流さないという決意を
(不明瞭)

勝俣:(不明瞭)

漁連:(不明瞭)その信頼をすべて傷つけた

勝俣:大変申し訳ないと思っております。


<部屋に移動/勝俣会長は本部での指揮を執るという事で在席せず>

東電:さきほど会長からお詫びを申し上げましたけれども、あらためまして本当に深くお詫び申し上げます。特に会長からお話しありましたように私が13時に漁連さんに出向かせていかせてご説明した直後に、ご説明した内容と違う方策をとることになってしまい、誠に申し訳なく思っております。改めてお詫び申し上げます。

漁連:本当に我々、馬鹿にされたのかな…と。何をお願いしいて何をお話したのかな、と。忙しい時に。そういうモグリでどうしようもない…本当に。我々も腹をたてています。東電さんの取り組み方が、私は一昨日もお話ししたとおり、その場その場でころころ変わるんですよね。なんであとあと措置が遅れて行くんだろうなと思います。今、会長からもありましたように高濃度のものは一時的に止まったと言いましたけれども、もうそれも信用ならない。あそこまで行くということは地下でもしみ込んでおるんだろう。どこからかあふれておるんだろう、と。そのような判断をせざるをえない。

我々、漁業者をあなた方は無視をして本当に殺してしまう。我々はこの原発の設置についてはある程度理解を示して来たつもりでございます。全国的に理解をしてきたつもりですよ。それを……その当時には放射性物質は一切でないと、そういう説明を我々は聞いてきた。それを……なんか……今回の場合は事故で漏れ出るのは仕方がないにせよ…人為的に捨てるということは…こういうことをされるということは…漁業者の代表として本当に許しがたいことなんです。これは一刻も早く止めてもらいたい。誰が決めたのかは我々は知りませんが、あなたたちの責任において即止めてもらいたい。もっと処理の仕方はあると思います。それを考えるのがあなたたちの役目で我々の役目ではない。そう思います。一刻も早く止めてもらいたい。そして、今漏れ出ているものを、本当に何回もお願いするんですが、早く止めていただいて。あの……すでに一昨日もお願いしたとおりあなたたちは東京におりながら…、さっき会長にもお話ししようかと思ったんですが、東京の水産物の流れというものをみたことがあるのか? 聞いたことがあるのか? 聞きもしない。一切無視をしている、と。我々は……ほんとに事故がおきてから魚が売れない。ここの周辺のものだけじゃないんですよ。福島/茨城/千葉だけではない。全国的に売れないんですよ。海外のものまで影響している、日本の食用水産物が本当にストップしてしまう。今の時点で我々が関係ないと思っている北海道から九州のものまで影響があります。これはもう売れない、と。これはやっぱり今後これは考えてもらわなければならない。まぁ、感じとしては、我々漁業者のことは「どっちでもいいわ」ということで取り組んでおられると。そのように理解してますよ。今後一切、もう何の協力もできないと。日本中の原発を全部ストップしてもらいたいなと。そう思いますね。

<東電:頭を下げる>

漁連:みんなに謝っていただいても何にもならない。明確に示していただかなければ。謝ってもらうために我々、ここに来たんじゃないんです。

漁連:何故あの時点でご説明いただけなかったことについて。説明していただけませんか?

東電:あの時点でこうした対策をとることは決まっておりませんでした。あの時点でも、いろいろな策があって、それを次から次へと取っていく。でもそのなかでも沢山のアプローチの一つとしてあったのかもしれませんが、まだそこに…まだ何らかのアクションをとるということが…本当に分っておれば、逆にあの時点でご説明できれば、皆さんの方には少しでも早くお伝えできたと思うのですけれども……残念です。また申し訳なく思っております。

漁連:話を差し上げられたら……我々は全国の漁業者をあげて、そういうことは絶対にやるなと言ったはずです。そういう話を一切聞かずに行ったというのは、全国の漁業者の大きな被害というのをどこまで認識していただいているのか。あまりにも対応が不誠実だと思ってます。

漁連:それに、さきほど会長もおっしゃてましたが最大限ではだめなんですよ。絶対に。以降、汚染水についてはもう一滴も流さないと。その事をはっきり今日…そのためにあらゆる努力と施策を講ずると、国と一緒になって、外国の力を借りてでも、何をしてでも。その事を…その事をはっきりおっしゃっていただきたい。

東電:最大限の努力をして、低レベルは今でも出ておりますけれども、最大限の努力をして……一刻も早くそれをとめて皆さんのご心配、ご負担を軽くすることができるよう。最大限の努力をさせていただくと…

漁連:海はゴミ捨て場じゃないんですから。

東電:……おっしゃるとおりです。

漁連:復興に向けて、私ども本当に多くの漁村を失っている中で、なんとか漁業者の気持ちをふるいたたせようと頑張っているんです。関係する県の漁業者については、海にいつ行けるかどうかも分からない。それすら言えない、と。その辛さを分かっていただきたい。そのことが全国の漁業者
に波及している。そのことについての責任の重さを分かっていただかないと。さきほど会長が言われたとおり、市場の方にいかれたのですか? 今、魚がどういう扱いになっているのか、あなたがたはどこまで分かっているのですか? 行かれたのですか?

東電:一昨日会長からご指摘いただいて、魚の流れについて調査するようにしていますけれども、まだ私、昨日は行けておりません,申し訳ございません。

漁連:その実体を見た上で、このことにしっかりと考えていただきたい。何も見ずに言葉だけで言っていることは私たちは何も信じられない。全国の漁業者が、どれだけ苦しんでいるか。先にむけてのいろんな希望を失っているかということですよ。もっと耳を傾けるべきですよ。しっかりと見て来ていただきたいと思う。

漁連:先ほど申し上げた事ですが、会長からも言葉をいただきましたけれども、改めてあなたがたの方から、どうするのかお話をいただけますか?

東電:高レベルの排水につきましては、暫定かもしれませんが、今朝ほどいったん止めることができました。もちろん先ほどご心配のように…まだまだ残っているのかもしれない。まずはそれを行います。
低レベルにつきましても、高レベルをこれ以上出さないという目的でやったものですので…一番やむを得ない対策ということで、これをなるべく早めにやめるということがあるかと思います。
さらに先ほど勝俣からも申し上げましたけれども、皆さんの補償等に関しましても、これは国との
関係もございますが、原子力賠償法にのっとってきちんと協力しながら、我々の責任を果たして行きたいと考えております。

漁連:その場合は、あそこが全国の漁業者の漁場だということをご理解いただきたい。この海にはですね、全国の漁業者が行くんです。そういう方々全部に被害が及んで来ているんです。絶対に忘れないで、そのことについて対応していただきたい。野菜と違うんです。魚は、そこの海に全国の漁業者がそこに係ってくる事を認識してください。決して忘れずに対応していただきたい。

漁連:高レベルの汚染水についてですが……一昨日もね、私の横にすわってた富山の会長が言ってましたが……もぐってでも見ないといけないだろ、と。そういう行動もしてないだろう。本当に止まったというだけではだめなんです。まだシミ出てくる可能性がある。可能性がある限りはもっと早く……もう1ケ月になろうかとしているというのに……いまごろになってこういう事を言ってくるというのが、全然我々は素人で分からないのですけど、対応の仕方が遅い。東京電力さんの真剣さが一切感じられない。この事故に対する真剣さが。

一昨日のことで……直接説明をし話していた事と、全然違うことやってしまう、という。これは一番最初の……建設するときからの約束ごとでしょう? いっさい放射性のものは出ない、出さない、と。その約束を無視して……貯めているものを放水してしまうとは。国がどう言おうと、誰がどう言おうと、これはダメなんです、と私たちが止めなくてはいけない役目だったのではないか、と。それも…相談もなしに、闇にまぎれて勝手にやってしまう、という。
私は言ったんです。素人にわざと分からないような、ごまかし、ごまかしの報告としか受け止められない、と。一切信頼できない。落ち着いたら,皆さんがたに我々漁業団体として、すべての原発はストップしてほしいというようなことで申し入れをしたい。今後一切協力はできない。今、建設途中のものも全部止めていただきたい。これはすべてあなたたちの責任です。我々じゃない。
我々はできるだけの協力してきたつもりで、理解を示して来たつもりですが、あなたがたは我々の窮状を無視して行動に出られるということですから。自分でやったことは自分で責任をとってほしい。我々がどうするこうするということは出来ない。今後は一切協力はできない。全国の漁業者、いや、世界の漁業者のためですね、これは。そう優しいものじゃないということだけは理解しておいてください。

東電:ありがとうございました。最大限の努力もしてまいりますし、情報につきましても出来るだけ早くお伝えするようにしますので…大変申し訳ございません。ありがとうございました。

<一行、退出>


<ロビーに戻り全漁連の報道陣による会見>

記者:本日会長にもお会いになられた訳ですが、ここまで来て今の感想をお知らせください。

漁連:感想というか、腹立たしいの一点だけですね。放射性汚染水を放水するという、こういう暴挙にでるという…。本当に何があっても許されない。今後一切我々漁業者は原子力発電にたいし協力できない、理解もできない。あるものもすべてすぐ止めていただきたい、そういうような気持ちです。

記者:具体的な補償については?

漁連:被害にたいしてもどのくらい広がって行くかは分からないで、今スタートしてしまったということで。すでに一切操業停止か販売の規制とかいろいろありますが…。水産物が全体の1/3程度という現状もありますので。当事者である東京電力の人たちは何も調べてもいない。聞いてもいない。見にもいっていない。このあたりも……漁業者の事が頭の中になかったんじゃないかなと思います。

記者:今,現実的に何をのぞみますか。

漁連:一刻も早く汚染水の流出を止めていただきたい。それだけですね。まずは…それが…一昨日もそれをお願いしていたわけですね。それにも係らず、自分たちで出すという行動に出るという。何も我々は一切信頼できない。何を聞いても信頼できない。

記者:補償については具体的には何か?

漁連:まだ分かりません。全面的に国と東電が、当然としてこれはあってしかるべきと。

記者:全国的に被害は……実際どういう声が(不明瞭)

漁連:声も何も魚が売れない。水産物が売れない。汚染されてないものも売れない。もっともっと影響も出るでしょう。また輸出している経緯もたくさんあります。そういう品物も、日本の水産物は各国が輸入禁止ということもあります。大きい影響があります。

記者:東電さんには見に来てほしいと言ってましたが……

漁連:いやいや、見に来てほしいんじゃなしに……東京の中でだけでも調べましたかということです。水産物の流れをね。今やっと調査に入ったと。

記者:これから(不明瞭)

漁連:それはもう自分たちがすることで、我々が注意することじゃないと思います。

記者:今日直接勝俣会長とお目にかかられたわけですが、勝俣会長の答えについての印象をお聞かせください。

漁連:まぁ、会長としては…あの程度でしょう。

記者:落ち着いたら原発に対する(不明瞭)

漁連:求めていきたいですね。

記者:それぞれの漁協の意見を求めるということで良いですか?

漁連:そうですね。

記者:正式な漁業連の決定として?

漁連:やってみたいと思います。そういうなことで協議してみたいと思います。

記者:よろしいですか? おつかれ様でした。


<東電の広瀬直己常務会見>
記者:全漁連の方から抗議をうけましたが、抗議を受けて今の気持ちを。東電として…。

常務:(不明瞭)お見えになるということを……ご迷惑について、本当に深く(不明瞭)

記者:補償についてなんですが、今現在具体的に決まっていることがありましたら。どのようにお考えですか?

常務:原子力損害賠償法に基づき、指針にのっとって、国と協力して(不明瞭)

記者:具体的な段取りであるとか日付であるとか、金額であるとか、そのへんは?

常務:まだ指針ができませんと、取り進められないと。

記者:漁業関係者以外の補償があると思うのですが、今の段階でどのくらい東京電力さんとしては?

常務:まったく、残念ながら全体どこまで行くか不明な段階でございまして。

記者:漁業者の方、壮絶な怒りでしたよね。これは今まで気づかなかったことではないですか?
あの怒りというのは。

常務:すでに3月11日以降、ずいぶん日にちがたちましたので、被害も広範囲にわたっておりますし、農業や、もちろん漁業の方も含めていろいろな声をいただいております。今日、本日、一昨日に続いてですが、改めまして会長から直にお話しをさせていただくことで、改めて皆さんに大変さが分かったというふうに思っております。

記者:同等か、これ以上の怒りが福島県や近隣の件である、ということは認識されていますか?

記者:社長、会長はなぜ現地に行かれないのですか? この壮絶な怒りの声を聞かなくていいんですか?

常務:こちらの本部で原子力の事故の封じ込めの対策が逼近の課題であります。そこの本部にずっと詰めているというのが現状でございます。ただ私どもの役員の何名かは福島に貼り付いておりまして、そちらで声はすいあげたものを、本店の方に逐次、いつ何時でも入ってくるようになっておりますので、それなりに…もちろん…直接ではないのですが、もちろん直接お聞きしなければ伝わらない部分はあるかもしれませんが、声としての情報としては活字ではありますけれども、聞かせていただいております。そういう段取りであります。

記者:トップが行って福島県民に直接行って謝罪するということはないのですか?

常務:社長の清水が一度行かせていただいておりますけれども、残念ながら1回に留まっております。

記者:謝罪してないですよね、まだ?

常務:もちろんでもその段階でも謝罪させていただいておりますけれども、広く皆様のもとにはまだ届いていないと認識しております。

記者:全漁連さんが今回事前に何もなかった、と。どうして事前にお願いされていたにもかかわらず、そういう指示になってしまったのか。

常務:それは各方面の皆さんには……特に地元の皆さんから同じようなお話しをいただいておりまして、本当に残念なことだと思っておりますけれども、一刻も早く(不明瞭)まことに申し訳ないと思っております。

記者:海に関係するところに伝えるという…それは何もしなくてもいいという事でしょうか?

常務:もちろんそういうことはございません。タイミングの問題で…

記者:これまでの一連の対応をみると、今回の件を含めて東電さんにとって重要なものを優先しているのであって、世間一般の方々とか、被災者の方のことを最優先に考えてないんじゃないかとの意見がありますが、いかがでしょうか?

常務:おっしゃる通りの部分があるかもしれません。まず我々としては、原子力発電所の状態を一刻もはやく安定させるという最大の……1番の仕事にしておりますので、それで……特に今回の件は対応を優先するあまり、皆さんの気持ち、ご不便に必ずしも添わないという解釈もあろうかと思います。それについては本当に申し訳ないと思っております。

記者:放射能漏れの水産物への影響は東電さんとしてはどのように考えてらっしゃるのでしょうか。

常務:まず海水の汚染に関してはモニタリングをしていきますし、収穫された海産物についての調査についても、今、私はわかっておりませんけれども、当然そういったことも配慮していかなければと思います。

記者:(不明瞭)

常務:もちろん国のあれも…あるかと思いますし、それぞれの所のできるかぎりの要望に添わないといけません。

(係の人が、申し訳ございませんと中断しようとする)

記者:漁業関係者への告知というのはどういう形で?

常務:今回の件、全漁連さんに対しましては先ほど服部会長からもお話しがあったと思いますが、要請をうけて一昨日の1時に私が会館に行きまして、高レベルのコンクリートからシミ出ていた事象についてお話しをしました。その時点で先ほどご指摘がありましたように今回(放水)の主旨について、まったくご説明ができませんでした。これはその時点で決まっていなかったし、我々もそういう対策をこのあとすぐにとるだろうというのを聞いてなかった。その後,戻りまして,今回の対応になるという決定が、発表されたという……

記者:1時の時点では放水するという事は言っていない、と。

常務:コンクリートから出ていた高レベルの汚染水については対策をどうとるかというご説明はいたしましたけれども、その対策の1つに……それを止めるために低レベルを放出するという話はしておりませんでした。

記者:(不明瞭)

常務:私はそのご説明が終わったあとに帰社しまして、直前に知ったという。全然私のご説明した内容と違う対応になってきておりまして、あわてて、さきほどご説明した内容と違うというのをお電話でお話しはしました。もちろんそのときには記者発表のタイミングとほとんど同じでしたから事前のお知らせでしたかと言われるとそうではございません。

記者:漁連に福島とか茨城の関係者には直接には?

常務:通知はしておりますけれども、事前に了解を取るというタイミングではとても出来ておりません。すみません。

記者:(不明瞭)

常務:ご存知ようにタンクを空けるために(不明瞭)それが終われば、これでいったん……(不明瞭)

(よろしいですか、と促され,退場)

常務:まことに申し訳ございません。今後ともよろしくお願いいたします。