Windows 8の発売前ですが、ちょっと先行きの暗いお話です。
長年にわたってパソコンのOSシェアを独占してきたWindowsの先行きに暗雲が立ち込めています。WindowsのスマートフォンにおけるOSシェアはわずかに3%。パソコンやタブレット、スマートフォンなど全ての端末を合わせた台数で、2016年末までにAndroidがWindowsを上回る見込みだとREUTERSが報じました。
今年末の段階ではAndroid搭載のものが6億800万台に対しWindows搭載端末は15億台。まだまだWindows優勢ですが、今後急速に拡大すると思われるスマートフォン市場ではシェアの3分の2をAndroidが握っており、タブレット市場でもAndroidが先を進んでいます。4年後にはAndroidが23億台となり、Windowsの22億8000万台を上回る模様です。
タブレットやスマートフォンの利用が拡大したことを背景として、第3・四半期の世界のパソコン出荷台数は8%超減少。2001年以降で最大の落ち込みとなりました。今後もパソコンが売れゆきが伸び悩むのは必至で、Windowsは苦境に立たされそうです。
[REUTERS]
(KITAHAMA Shinya)