復興増税と消費税率引き上げ、そして日銀の円高・デフレ誘導(?)に、日本経済は耐えられる? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

復興増税と消費税率引き上げ、そして日銀の円高・デフレ誘導(?)に、日本経済は耐えられる?

秘書です。

消費税率引き上げは「時期衆院選後」といいますが、法案成立はいつなのでしょう?次期衆院選前?


消費税引き上げは「次期衆院選後」与謝野氏
産経新聞 6月9日(木)23時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110609-00000631-san-pol
 与謝野馨経済財政担当相は9日、国会内で開かれた民主党の社会保障と税の抜本改革調査会(会長・仙谷由人代表代行)総会に出席し、消費税率を平成27年度までに10%へ引き上げるとした政府・与党の集中検討会議(議長・菅直人首相)の社会保障改革案について「引き上げの時期は次期衆院選後でなければならない」と明言した。その上で一体改革について「従来の民主党の政権公約や調査会の提言に沿って取りまとめた」と理解を求めた。

 総会には約50人が出席。出席者からは、消費税率引き上げに「増税は景気に極めてマイナスになる」(松原仁衆院議員)と反発が相次いだ。また「無理やり決めようとしている」(吉田治衆院議員)との批判が出たが、与謝野氏は「きちんと手続きを踏んで決めた」と反論した。

→まずは、復興増税から、なのでしょうか?

→復興増税と消費税率引き上げ、そして日銀の円高・デフレ誘導(あるいはデフレターゲット?)に、日本経済は耐えられるのでしょうか?

→海軍は米国を仮想敵国、陸軍はソ連を仮想敵国にするかのごとき国策の分裂。「増税・円高・デフレ」のポリシーミックスに日本経済は耐えられるのか?

→将来、この「増税・円高・デフレ」の経済政策失敗の原因は、きっと、米国か欧州かアジアのどこかの国のせいにして、政策決定者の責任は不問にふされるのでしょう(90年代の増税はすでに免罪符を得る総括がされています)。こうして何度も同じ過ちを繰り返していく・・・。

→民主党代表選において、いかなる経済状況であれ「増税は正しい、減税は負け」「利上げは正しい、利下げは負け」という、日本の政官財学報の政策コミュニティ主流の人事評価にもつながった「信仰」を打破する政策論争が展開されることを心から期待しております。どの党であれ、日露戦争の必勝法で米軍の最新鋭の機動部隊と戦うかのごときこの「信仰」を打破するリーダーが出てくることを心から期待しております。