マスコミのセンセーショナルな報道で、やっぱり警察が動きました。国家権力が発動したのです。僕は正直「またか」と思いました。やれやれ。マスコミが報道して国家権力が動く例は枚挙に暇がありません。ライブドアのホリエモン逮捕や村上ファンドの村上さん逮捕。最近ではマスコミの強烈な官僚バッシングで、キャリア官僚が逮捕され、後に冤罪が判明しました。
日本の内閣の支持率もある意味、マスコミ、特にテレビ次第です。テレビでどのように報道されるかで内閣の命運も決まってしまいます。
日本で権力を握っているのは政治家でも官僚でもありません。それはテレビ局なのです。残念ながら、僕たちはテレビ局の価値判断に振り回される社会で生きているわけです。
警察は誰でも逮捕しようと思えば逮捕できるという事実
それでマスコミに後押しされて、警察が動いたのですが、僕はいったいどういう罪状で逮捕さたのかよくわかりませんでした。なんと罪状は「偽計業務妨害容疑」だそうです。この受験生が大学の入学試験という業務を著しく妨害したということです。こんなことがまかり通るなら、日本人は誰でも逮捕されてしまうでしょう。国家権力がこんな安易に行使されていいのでしょうか。僕は憤りを感じます。
結局、マスコミで悪人に仕立て上げられたら、誰でも国家権力で潰されるというのが今の日本ではないでしょうか。まさに日本の病理がここにあると思います。
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私、発信って成長の源泉だと思っているんですよ。楽器でも、「新しい楽器を買ったら、まずコンサートの予定を入れろ」って言いますよね。「みんなの前で演奏するんだ」と思うと否応なく練習することになるし、自分を磨くことになる。演奏だけじゃない、運動でも、イラストでも、文章でも、どんなことでもそうです。
発信するチャンネルを持ってるかどうかって、技術を身に着ける上でめちゃくちゃ大きいポイントなんです。
私、このお二人のお年寄りには共通点が3つあるなーと思っています。
・自分を初学者の立ち位置に置くことを躊躇しない
・学んだことを何らかの形で発信する
・他人に対する期待値を高くし過ぎないこれって、「『現在に老いる』ということを最大限利用した、いい感じの老い方」の秘訣(ひけつ)といってもいい3点じゃないかなと、少なくとも私は思っているんですよ。
よく考えたら、そこに意見を求める人なんていなかったわけで。自分の主張を抑え気味に生きていけば丸く収まる。ラーメンを食べたら、「ん、ラーメンだ!」と言っていれば、「あの人、赤ちゃんみたいに『ラーメン!ラーメン!』って言ってるだけでかわいいな」につながると思うんですよ。
本来、吉本興業がインフルエンサーマーケティングを手掛けるのであれば、広告主よりも高い倫理感で、広告主がステマに関して間違った認識の投稿を依頼してきたら、その間違いによるリスクを指摘したり、所属芸人の炎上リスクを回避するために危険なステマ案件を拒否するぐらいの対応をすべきだと思います。
あくまで芸能人には出演費やお車代として謝礼を支払っているだけであって、SNS投稿の謝礼ではないという立て付けで実施されるインフルエンサー投稿がある
2017年に吉本興業がインフルエンサーマーケティング事業に参入する際、「もちろんステマ対策はしっかりやっていきます。企業名、商品名は必ず入れるなど、広告表記は徹底」と明言されていますから、こんな基本的な話を吉本興業側が知らなかったとは、にわかには信じられないのが正直なところです。
こうしたルールを破って、宣伝行為を実施している方がいるのであれば、ペニオク騒動の時のほしのあきさん同様に、最終的に社会的な批判の矢面に立つ羽目になる可能性がある
血液クレンジングの投稿をする対価として金銭をもらっていたら、当然広告行為ですから、広告であることを明記する必要がありますし、高価な血液クレンジングを無償で実施することとバーターで投稿をしているのであれば、サービス提供やモニターであることを明記して投稿するように、業界のガイドラインで定められています。
健康、生命、財産に関することについては情報を信じこむ時点では被害者かもしれませんが、拡散や宣伝に協力し出した段階で加害者となりうることを、この情報社会ではそれぞれが意識しなくてはなりません。
「トンデモ医療であると、断言します」 血液クレンジング、医学的に徹底検証してみた
芸能人やインフルエンサーにも罪はある、と。
「お車代」「ギャランティ」と名前は違えど、金銭のやり取りが発生しているのではれば、それを明示しなくてはステマになってしまいますよね。