夏の間続いた猛暑も、8月の終わりとともに落ち着きそうです。でも今度は台風が発達しながら北上する予想。来週には本州付近にかなり接近する見込みで、上陸の可能性も出てきました。





暑さ落ち着き、ホッと一息

厳しい暑さの続いた8月もいよいよ終わり。猛烈な残暑は、ひとまずあす(31日)までとなりそうです。日本海から東北付近に停滞している秋雨前線が南下してきて、本州付近に前線の北側にある秋の空気が入ります。あさって(9月1日)以降は35度以上の猛暑日の所はほとんどなく、火曜日(4日)にかけて、関東から西は30度前後の所が多い予想。ようやく極端な暑さが落ち着いて、ホッとできそうです。






今月9個目の台風、また上陸?

平年の8月の台風の発生数は5.9個。しかし今月はハイペースで、すでに9個発生しています。9個目の台風21号は、マリアナ諸島付近を西よりに進んでいて、きょう午後3時に「強い」から「非常に強い」勢力に発達しました。下の写真は、中心付近の雲の様子です。渦巻き状の雲がまとまっていて、台風の眼もくっきりとしてきています。台風は次第に北よりに進路を変えて「猛烈な」勢力に発達し、本州付近にかなり近づく見込みです。5日先進路予報をみると、来週の火曜日(4日)には、西日本のほとんどが予報円の中に入っていて、上陸する恐れも出てきました。予報円の東よりのコースを進めば、東海や関東を直撃する可能性もあります。予報円はまだ大きく予想に幅がありますが、台風が近づく前から周辺の湿った空気が流れ込み、停滞する秋雨前線の活動が活発になって、大雨になることも考えられます。9月は台風シーズンでもありますので、最新の情報を確認して、事前の備えをしっかりとしておきましょう。


















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