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ソニーの電子ブックリーダー『Reader』12月10日に日本発売! さっそく読書してみました

2010年11月25日 15時01分更新

文● 相川いずみ、ACCN 撮影●高橋智

 本日発表されたソニーの電子ブックリーダー『Reader』。気になる機能や電子ブックリーダーとしての使い勝手をレポートいたします!

 もともとこの『Reader』は海外で高い評価を受けていて、日本語版の発売が今か今かと期待されていたもの。アメリカで9月に発売された最新版をもとに、日本語に適したフォントの採用や縦書きコンテンツ、日本語入力などに対応した日本語版が発売されることになりました。

ソニーの電子ブックリーダー『Reader』

 モデルは、新書サイズの『Reader 6型(Touch Edition)』と文庫サイズの『Reader 5型(Pocket Edition)』の2種類。この2モデルには通信機能はなく、本体下部にあるマイクロUSB端子からUSB経由でPCにつなぎ、電子ブックの購入やデータ転送などを行ないます。ちなみにアメリカでは通信機能を搭載した7インチの『Daily Edition』も発売されていますが、日本での発売予定はないとのこと。通信機能を期待していた人にはちょっと残念かもしれないけれど、文庫本なみの軽さやソニーらしいしゃれたデザインは魅力的。すでに周りの自炊ユーザーや何でも買うジャイアン鈴木さんからは「買う!」との声が上がっています。

文庫、新書と大きさ比較!
ソニーの電子ブックリーダー『Reader』

 6型と5型の差は?
 外観では大きさ以外に違いがあまりわからないこの2つ。
 6型のほうでは、音楽データにも対応しているほか、メモリースティックPROデュオ、SDメモリーカードの2つのスロットを備えているのが特徴です。とにかく沢山電子ブックを詰め込みたい! という方にはこちらがおすすめ。
 一方の5型はとにかくコンパクト! 一般的な文庫本とほぼ同サイズ・同重量。手も疲れないので、文庫感覚で持ち歩きたい人向きです。

ソニー『Reader 6型』のカラーバリエーション
ソニーの電子ブックリーダー『Reader』
ソニー『Reader 5型』のカラーバリエーション
ソニーの電子ブックリーダー『Reader』

 どちらもEインク社の次世代電子ペーパー『Pearl』を採用。バッテリーは一回の充電(約3時間)で2週間ほどと長もちです。
 実際に使ってみたところ、電子ペーパー特有の反転はありますが、液晶より目が疲れない電子ペーパーは長い小説を読むのに向いてますね。気になる部分にマーカーをつけたり、ペンで直接メモ書きしたり、しおりをつけたりといった便利機能も充実。文字の大きさもXSからXXLまで6段階に変更可能です。
 PDFやTXTファイルにも対応しているので、自炊をした本や青空文庫の本も読めます! 電子ブックの購入は、発売と同時にオープンする『Reader Store』で購入可能。Readerを接続したPCで購入し、PC経由でReaderへダウンロードします。

自由にメモ書きができます
ソニーの電子ブックリーダー『Reader』
付属のペンで自由に書ける手書きメモ。簡単な地図も書けちゃいます。
XXL表示ならここまで大きく!
ソニーの電子ブックリーダー『Reader』
縦書きの美しい日本語フォントを堪能。
自炊本もこのとおり!
ソニーの電子ブックリーダー『Reader』
自炊した本をUSB経由で転送。左下にブックとして表示されました!

  『Reader』や付属品は、ソニーのネット直販『ソニーストア』で買えるほか、銀座・名古屋・大阪のソニーストア、一般の量販店でも取り扱われます。気になるお値段ですが、『Reader 6型(Touch Edition)』が予想実売価格2万5000円前後、『Reader 5型(Pocket Edition)』は2万円前後となっています。

純正カバーをかければまるで文庫本!
ソニーの電子ブックリーダー『Reader』
ライトも付きます
Reader
↑本体にバックライトはありませんが、純正カバーからライトを照らして暗所での読書も可能。このほうが実際の読書の感覚に近く、目にも優しいです。


 『Reader』が10名に当たるモニターキャンペーンを実施中
 11月25日~30日の期間、ソニーストアでは計10台の『Reader』をプレゼントするモニターキャンペーンを開催。外れた人には、3年の長期保証が無料になるクーポンがプレゼントされるので、購入を検討している人はぜひ応募してみるべし!

・『ソニーストア』はこちら!

※今回のレポートで使用した『Reader』のファームウェアは最終版ではないため、画面の表示などが変更になる場合があります。

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