年末の恒例行事である大掃除に欠かせないのが洗剤

「洗浄力」はないと困るけど、「体への安全性」「環境負荷」も気になる

本当は「香り」「パッケージデザイン」にもこだわりたい

まわりの友人たちに、どんな洗剤が欲しいかを聞いたところ、ほぼ全員から同じような答えが返ってきました。と同時に、誰一人としてそのニーズを満たせてはおらず、どこかしらで妥協を余儀なくされていたこともわかりました。

でも、もう大丈夫。そんなみんなの願いを満遍なく叶えてくれる理想的な洗剤が、遠く海外から日本に上陸しているのです。しかも、それがたった1つではなく、いくつも...!

ということで、この短期連載では、ライフハッカー[日本版]が太鼓判を押すオススメの洗剤ブランドを紹介していきたいと思います。第2回は、デンマーク発のブランド「MAISON BELLE(メゾンベル)」です。「MAISON BELLE」は2005年、デンマークのカリスマ主婦であるイザベラ・スミスさんの手によって生まれました。ライフスタイル・コーディネーターとして活躍していた彼女は、「機能性」と「魅力的なパッケージ」を兼ね備えたクリーナーを求めて世界中の製品を試用。しかし、一方が優れているともう片方が足りない、そんな製品ばかりでした。

「ないものは、自らつくるしかない」

そう決意したイザベラさんは、生物分解が可能なクリーナー「MAISON BELLE」シリーズを開発しました。可能な限りナチュラルな原料を用いながら、香りの元にはエッセンシャルオイルを使用。パッケージにもリサイクル可能なPETボトルを採用し、見事、品質管理基準が厳しいイギリス安全衛生庁の基準をもクリアしたのです。

実際に使ってみると、まずはその香りの良さに驚かされます。試しに使ったのはガラスクリーナーでしたが、まるでルームフレグランスを使ったかのような芳しさはクセになってしまいそう。手あかはもちろん、シールやテープのあともきれいに落ちるし、ふき終わったあとにほんのり香りが残るのもうれしいですよね。

噴射口の「ON・OFF」はもちろん、「ON」の状態を「SPRAY」と「STREAM」の2種類から選べるところも気が利いています。かゆいところに手が届く、自分が欲しかったものをつくったからこそなせる業ですね。

MAISON BELLE|ISABELLA SMITH APOTHECARY

(奥洋介)