未来がやってきたぞ!
植物改造エキスやグルメテーブルかけのような秘密道具にはおよびませんが、未来の食卓へ1歩近付いたようです。コーネル大学のComputational Synthesisラボで行われているfab@homeプロジェクトが3Dフードプリンター、クッキングマシンを開発中。食べ物で作ったフードインクから食べ物を3D出力するそうです。
全体像はわかりませんが、プロジェクトを率いるDr. Jeffrey Ian Lipton氏によりますと、どうやらフードインクをマシンにいれて、レシピを入力すると後は自動クッキングしてくれるそうです。
さらにはFabAppというアプリを使い、自分好みにすることも。例えばクッキーやビスケットはサクサクが好みならレシピや作り方をちょいちょいと入力しなおせば後は自動でできるサクサククッキーを待つだけ。今のところ、フードインクに使用できる食べ物は注射器からぐいっと押し出せることができるものだけ。チョコレートやクッキーの生地や溶けたチーズ、バター等ですね。それ以外のものも注射器にいれることができるよう開発中だそうです。
将来的には、家庭で3Dクッキングマシン用のレシピをあれこれ考え、ソーシャルネットワーク活用でお互いのレシピ向上のため情報交換をする時代がやってくると予想されているようです。Eメールや携帯メールが人のコミュニケーションにもたらしたことを、フードインク3Dクッキングマシンは食べ物の世界にもたらす、と。
なるほど。植物改造エキスででてきたカツ丼の方は美味しそうに見えたけど、3Dクッキングマシンにはまだちょっとお腹が興味を示しません。これからに期待するとします。
[BBC via therewillcomeawhitexmas; image via fab@home]
そうこ(米版)