後発のTouchPadの方がカメラが付いていたり、CPUがDual-Coreだったりで優位な感じもしますが、Flash容量が多かったり、無線LANが11aに対応していたりで、iPadが一方的に負けている訳ではないようです。それに、iPadの方はもうすぐiPad2が出るという話もあるので、そのタイミングでTouchPadを大きく引き離す可能性もありますね。
TouchPadに採用されるOSは、HP webOS 3.0になる予定でHP webOSスマートフォンの現行バージョンである2.0よりも新しいものになるようですね。タブレットの方だけ先行して新しいバージョンを載せる手法はAndroidとちょっと似ているのかも知れません。ちなみに、HPはHP webOS 2.0以前で動作しているアプリをレガシーアプリと呼んでいるようです。また、HP webOS3.0上では、レガシーアプリは、エミュレーションモードで動作するようになるようですね。
そんな背景もあってTouch Padのデモは、標準のものが中心になっているようです。さて、タブレットに対応したHP webOSはどんな感じになっているのでしょうか。
メールアプリの動きやソフトウェアキーボードのサイズが複数用意されている辺りが面白いです。色々な情報が上のバーに集約されているようです。このあたりの情報の見せ方はHP webOSらしいと言えばらしいのかもしれません。
TouchPadで1番注目される機能は、HP webOSスマートフォンと連携するTouch to Share機能になりますよね。この機能を分かりやすく説明した動画を見てもらいましょう。どのように動作するのかは必見ですよ。
Pre3をTouchPadの上に持って行った時の水面を打つような動きがいいですね。その後しばらくすると、TouchPadで見ていたWebサイトがPre3の方でも表示されています! Webの共有以外にもHP webOSスマートフォンからの各種通知、着信の呼出しなどの連携が予定されているそうです。このあたりの連携機能は、OSとハードのどちらも作っている強みが生かせているのかなと思いますね。Touch to Shareの情報がデベロッパーに公開されると、アプリ間でも面白い連携機能が実現できそうでちょっと楽しみです。最後はお約束? のHP公式のTouchPadプロモーションビデオです。「Veer」や「Pre3」と同様にカッチョイイので、是非ご覧ください。
HP TouchPad hands-on photos and video[precentral]
HP TouchPad Demo at MWC[youtube]
HP's Touch to Share eyes-on - Engadget[youtube]
HP TouchPad[youtube]
(KENTA)