作品展示のご案内

IVRCでは、コンテスト参加チームによって制作された作品を、予選大会・決勝大会の2回にわたって展示します。いずれの展示も一般公開(無料)され、来場いただいた方には実際に作品を体験していただくことができます。 作品展示・公開の詳しい情報はこのWebサイトにて随時掲載していきます。ぜひ会場に足をお運びいただき、学生による最先端のインタラクティブ作品をご体験ください。[作品情報]

決勝大会

概要

決勝大会は、DIGITAL CONTENT EXPO 2015と同時開催で、10月24日(土),25日(日)に開催されます。

予選大会を通過したチームが、約1ヶ月のブラッシュアップ期間を経て完成した作品を、お台場の日本科学未来館にて実演展示します。 決勝大会には、予選通過各チームのほか、フランスのLavalVirtual学生コンテストを勝ち抜いた招待チーム、国際ビデオ部門のチームも参戦し、総合優勝の座を競います。 また、高校生による「ユース部門」の作品展示も行われます。

審査委員が展示されている各作品を体験し各賞を決定するほか、一般来場者による人気投票で最も多く票を集めたチームには「未来観客賞」が贈られます。 DCExpoとの併催により、お台場の週末に日本最大級の技術・アートのイベントでの展示会となります。 例年一万人を超える来場があり、ファイナルを飾るIVRC表彰式では大変な盛り上がりとなります。 こちらも入場・体験無料となっておりますのでぜひご家族連れでご来場ください。

会場

日本科学未来館 7階 INV (イノベーションホール)

アクセス

スケジュール

10/24(土)

10:00 – 12:00 : 審査コアタイム(一般の方入室不可)

12:00 – 15:30 : IVRC展示(一般公開)

16:00 – 17:00 : 表彰式

18:00 – 20:00 : 懇親会

10/25(日)

10:00 – 17:00 : IVRC展示(一般公開)

決勝大会参加作品

一般学生部門

  • 私をスキージャンプに連れてって チーム:二の腕飛行隊 (関西大学)

    スキージャンプはある程度の技術・知識がなければ危険を伴い未経験者の気軽が体験は非常にハードルが高い.そこで本企画では,屋内であっても体感型エンタテインメントとしてのスキージャンプを体験できるシステムを提案する.本企画の最大の特徴は立体映像による視覚だけでなく,スキージャンプにおける状況変化(滑空時の角度変化・宙に浮き着地する感覚)を足からの感覚や体位,風圧などの皮膚感覚で体感できる点である.

  • ニョキニョキ豆の木 チーム:NULLNULL’s (慶應義塾大学大学院)

    私たち人間は「高さ」に恐怖する。そして同時に、高さがもたらすスリルや興奮に魅了される。本企画では、ブレーキ機構で制御されたロープデバイスと仮想空間の表現により、ユーザの身体を用いて、①仮想空間における没入感ある「上方向」への移動体験、②擬似的に再現された高所において、実際の高所で感じるようなスリルや興奮が喚起される体験の2点を提供することを目的とする。

  • ユリアラビリンス チーム:失禁研究会 (電気通信大学)

    ユリアラビリンスは尿意提示デバイス「ユリア」を使ったエンターテイメント作品である。「ユリア」は体験者の腹部への圧迫感、背部への振動、首筋への冷感、股間部への温かさの提示により尿意および失禁感を再現する。  ユリアラビリンスでは体験者の体内に胃や腸をモデルにした迷路を作り、飲み込んだ水が尿となり排泄されるまでの流れを視覚的に体験してもらう。

  • もしも背中に羽が生えたなら チーム:ξ (東京工業大学)

    本企画では感覚相互作用を利用し,人の背中に羽が生えたような感覚を与えることを目的とし,体験者が能動的に羽を動かすことにより宙に羽ばたけるシステムを実現する.体験者が背中に力を込めた時の生体信号を取得し,それに連動させて羽が羽ばたいたときに受ける振動や力を肩甲骨付近に加える.さらにそれと連動して飛び立つ際足が浮き上がるようにし,羽ばたきに応じて自身が宙に浮き上がる映像を見せることで羽を認識させる.

  • 飛行船しゃぼん号 チーム:デッドライン (北陸先端科学技術大学院大学)

    シャボン玉は、多くの人が子供の頃に経験する遊びの一つであるが、そんなシャボン玉の中に入ってみたい、そしてそのまま空をふわふわと飛んでみたいと思ったことは無いだろうか。本企画では、そんな夢を感触と視覚効果を用いて表現することで、シャボン玉に入って空を飛んでいる様な体験を可能にするシステムを構築する。

  • 壁を這うやつ チーム:あおいちゃん (関西大学)

    不安定な状態で宙を登る感覚などのリアリティ,壁から落ちるかもしれないというスリル,登り切った時の達成感を,仮想的にユーザに体験してもらえるよう,VRを用いた.私たちの提案するシステムでは,這うような移動インタラクションと,提示重力などの変化する様子を再現するデバイスおよび画面の表示が連携することにより,「這いながら登っていく」という特殊な感覚と落下や不安定な体験を与える.

  • おくのて チーム:IdioMEN (筑波大学)

    日本語には「喉から手が出るほど欲しい」という慣用句がある。 普段からあるものが欲しくてたまらない意味として使うが実際に喉から手が出る人は存在する人はいない。 本企画では、喉部に装着する力覚提示デバイスと頭部に装着する視覚提示デバイスを用いて喉から手が出る感覚を再現し、「喉から手が出る」体験をしてもらうことで、慣用表現の面白さを体験してもらう。

  • 他己揚げ チーム:凧 揚太郎 (慶應義塾大学)

    凧揚げは日本の正月を代表する風物詩であり,また忍者の移動手段の一つとして用いられてきた.しかし,都市開発によって電線がはりめぐらされたことにより,凧揚げをしている姿を見ることは少なくなった. 本研究では,ヴァーチャルな空間で凧揚げをすると同じに,その凧に乗っているような感覚で操作するデバイスを開発する.

  • バーチャルうなぎ チーム:箱入りナマズ (大阪大学大学院)

    日本では,古来より田んぼにうなぎを放流し,その捕獲を楽しむ「うなぎつかみ」という催しが親しまれてきた.現在では,都市開発やうなぎの生体数の減少などによりうなぎつかみを行う機会が減少傾向にある.そこで,本企画では,バーチャルリアリティによりうなぎつかみを現代に蘇らせることを目指す.そのために必要な要件として「ぬめり感」と「うなぎらしい動き」の提示を挙げ,それらの要件の実現のためのシステムや機構について検討した.

  • チョップの達人 チーム:アイエエエエ!ナンデチョップ!? (北海道大学)

    本企画では、空手チョップにより、仮想の物体を破壊し、ユーザに痛みを伴わずに、爽快感だけを与えるシステムを構築する。「チョップの達人」は肘部分にブレーキ装置を取り付けた機構と複数の振動子が取り付けてあるグローブの2つインタフェースから成っている。ユーザはインタフェースを装着し、空手チョップを行う。プロジェクションによって、表示された仮想物体をめがけてユーザは空手チョップを行う。ユーザがゆっくり腕を振り下ろした際には、仮想物体を破壊することはできず、物体の位置、感触などを得ることができる。仮想物体の位置を把握したら、そこをめがけてすばやく腕を振り下ろすと、仮想物体を破壊することができ、爽快感を得ることができる。

  • dARuma チーム:ななころびやおきメン (慶應義塾大学)

    本企画では自分自身をだるまに投影し,自分の体が徐々に変化してしまうことのできるアプリケーション「dARuma」を作成する. この企画では,だるまを落とす役とだるまになる役の二人一組で体験を行う.だるまを落とす役はだるま落としをするようにハンマーでだるまの模型を叩いてもらう.その衝撃の位置や威力によって,HMDなどを装着しただるまになる役の人はだるま落としのように体を崩される体験を味わうことができる.だるまを落とす側も,普段道具で遊ぶものだと思っていただるま落としという遊びに重みができて,普段味わうことのない緊張感を楽しむことができる.

海外招待作品

  • The Maze Game チーム: Puzzle (SAS VR, Oman)

    現実には存在しない幻想的な世界の中を,あなたは迷宮の出口を探し求めてさまよい歩きます.この世界では様々な奇妙な出来事が起こります.突然の地形の変化や,様々な動物の群れ,空を飛ぶ家などが次々と現れる中で,あなたは迷宮の小径を進んでいかなければなりません.この不思議な体験を終えるころには,あなたの集中力・計画力・知覚力はより研ぎ澄まされたものとなっていることでしょう.[詳細]

Laval Virtual 招待作品

  • Stimulus チーム: ESIEA Ouest (Laval, France)

    本プロジェクトは任意のVR環境をシミュレートできる、家庭用にデザインされた汎用的かつ低コストシミュレータです。2自由度シミュレータですが、70cm平方x高さ30cm、標準的ドアを通過できる可搬性サイズです。このプラットフォームを用いて、例えばカーレース、フライトシミュレーション、さらにはスキーの没入感をシミュレートすることができます。最終原価は400米ドル未満となりました。私たちのデモでは、古い鉱山の中にある鉱夫トロリーをジェットコースターで表現しています。体験者は構造の中央に座り、pitchとrollの2軸まわりの動きを2つのワイパーモーターによって駆動します。これらは、体験者から見える世界のほとんどの動きを再現することができます。速度はトロリーの速度に応じて空気をパルスファン、衝突は空気圧システムによって表現しています。[詳細]

ユース部門

  • SOARING BIKE 立教池袋高等学校

    空を飛ぶことは、殆どの人が子供のころから1度は憧れたのではないだろうか。例えば、ドラえもんのタケコプターやスーパーマンなど、何でも出来るといったような人や道具では、少なからず空を飛ぶことができる。空はとても広く自由に思える。今のところ空を飛ぶには、自由に飛ぶことができなかったり、訓練が必要だったりと誰もが簡単に飛ぶ事はできない。そこで、私たちは子供の頃から馴染みがあって、さらに、あの有名な映画「E.T」のように自転車で空を飛んでみたいと考えた。私たちはVR空間を使って、少ない設備で現実では味わうことのできない、自転車で自由に空を飛ぶ体験を再現しようと企画をした。

  • Golden Frying O・Ma・Ru 松本工業高等学校

    この作品は、バーチャル空間で「Golden Flying O・Ma・Ru」を操縦しリアルな世界に戻るまでを体験することができます。ユーザのハンドル操作や重心移動などによってインタラクティブにスピードや方向を制御 し自在に飛ぶことが体験できます。より現実感を体験できるように、上下動、回転、加速をアークチュエータにより体感できるよう表現し、さらに風やミストを使い臨場感を生み出すことで、バーチャルリアリティの没入感やそのバーチャル空間の凄さや楽しみを味わうことができます。

  • ゲームハイルーン 東京工業大学附属科学技術高等学校

    本企画はキャラクターと自分が連動して動作する横スクロールアクションゲームだ。具体的には現実で自分が歩くとゲーム内でキャラクターも歩く、自分が跳ぶとキャラクターもジャンプする、自分が銃型の装置のトリガーを引くとキャラクターも攻撃を放つ、キャラクターが敵から攻撃をうけると実際に自分が着ている衣服が受けた攻撃の量に応じて光る。これらの連動動作により自分がゲームのキャラクターとなって冒険しているような体験を得ることが出来る作品である。

予選大会

概要

 書類審査を通過したチームが実際に制作した作品を、予選大会で実演展示します。

 今年の予選大会は東京で開催されます。作品は第20回日本VR学会大会の技術展示に併設され、学会参加者のほか一般来場者の方も、実際に作品に触れて体験していただくことが可能です。展示の体験は無料です(一般公開日)。

 また、VR学会大会内では、IVRCに関したオーガナイズドセッションも行います。口頭発表聴講は有料(要参加登録)となります。

会場

芝浦工業大学 豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲3丁目7番5)交流棟4階 401教室・402教室

アクセス

スケジュール

9/9(水)

11:15 – 12:45 : IVRCオーガナイズドセッション(VR学会大会参加者のみ、Room E)

9/10(木)

09:15 – 12:30 : 審査コアタイム(一般の方入室不可)

12:30 – 15:00 : IVRC展示(一般公開、401/402教室)

15:30 – 16:00 : VR学会大会 大会長挨拶・出展企業紹介(一般公開、交流棟6F大講義室)

16:00 – 17:30 : 大会【特別講演】「日本VRの黒歴史」(一般公開、交流棟6F大講義室)

17:30 – 18:00 : 論文賞表彰式・IVRC表彰式(一般公開、交流棟6F大講義室)

18:15 – 20:15 : 懇親会(大会参加者のみ、交流棟3Fカフェテリア)

9/11(金)

09:15 – 15:00 : IVRC展示(一般公開、401/402教室)

15:00 – 15:10(予定) : VR観客賞表彰式

オーガナイズドセッション

今回のVR学会大会ではオーガナイズドセッションを予定しており、各年代の優勝者によるパネルディスカッションを通して「IVRC の過去と未来」を考えます。また、今年度の予選大会参加作品のチームにはショートプレゼンテーションを行っていただく予定です。

予選審査参加作品

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