Yokohama.vimへ行ってきました!

24日、Yokohama.vim #1へ行ってきました。

Yokohama.vim #1 を開催しました - Guyon Diary

意外なことに、これが勉強会初参加です。 しかも、自分のフィールドであるEmacsRubyではなくて、アウェイなVimの勉強会。

いろいろ事故ってしまい、遅刻してしまいました。本当にごめんなさい。

それにしても、みんなノートパソコンを持ってきていて、僕は持っていないので肩身が狭かったです。 そのうち安価なネットブックを手に入れたいところです。

感想はみんな書いているし、多忙なので、僕はやや短めで(笑)

テーブルシャッフル

VimLevelにあわせてテーブルシャッフルを行いました。 VimLevelの順番に後ろにみんなが並ぶのです。 こーゆーのは初体験で意外におもしろかったです。 高レベルの人はとても少なく、初心者・初級者が多かったです。

僕はhjklとかiaxrあたりが使えるVimLevel1です。 モード切り替えという考え方が好きで苦にならないのでVimLevel 1-2です。

しかし、いろいろカオスになってしまったのでシャッフルはなしになりました。

Shougoさんの発表

なんと、同じテーブルにShougoさんが! これはうれしかったです。

内容は、彼が使っているVimプラグインの紹介です。 「レベルが高いVim使いは、ほぼ自作プラグインで埋めつくされている」ということがわかりました。 まあ、僕もたくさんの自作elispを使っているので、気持ちはよくわかります。

僕とShougoさんの対談 「EmacsVim〜二人の異端児による次世代エディタ裏話〜」

これは僕のセッションでShougoさんとの対談です。 勉強会に初登場して、しかもセッション持つとか、あまりそういう人はいないと思います(笑) Vimmerにとっては「あんただれ?」という感じだったかもしれませんが、空気読まずに対談を開始。

タイトルは「EmacsVim〜二人の異端児による次世代エディタ裏話〜」です。 EmacsVimという対極にいる二人が、独自エディタ論を熱く語りあうのがコンセプトです。 正直、かなりディープでコアでアブない対談なので、ついていける人がどれくらいいるかわかりませんが(^^; それでも、Vimプラグインelispを書く人にとっては、聞き逃せない対談なのは間違いありません。

Shougoさんは、数々のVimプラグインを作っており、VimEmacs的に使っている人です。 unite.vimは僕のanything.elをかなり参考にしており、ここまで真似できるのかというほどのクオリティで、びっくりしました。 また、僕が使っているeshellも参考にvimshellを開発していたりと、Vimでやりたい放題しています。

前日から、対談の筋書きをしっかり練って、台本を見ながらの対談です。 予定では45分でしたが、お互い熱く語りあって、大幅にオーバーし、70分になってしまいました(^^;

僕もShougoさんもエディタに関する考え方はものすごい似ていていました。 「エディタはOSだ」という言葉にはとても共感できます。 僕も文字入力はほぼすべてEmacsに統合しているので、X Window Systemでの日本語入力は設定していません。 お互い、既存の腐ったインターフェース・概念をぶち壊し、新たなモノを設計する「創造的破壊」をやっています。

みんなの前で対談をするとか、初めてなので、正直、最初は右も左もわからない状態でした。 しかし、僕のアドバイザーが効果的な対談の作法を教えてくださったおかげで、対談は成功しました。 アドバイザーに感謝です。

moozさんとの交流

対談後に id:mooz さんと少しお話をしました。 Firefox界のanything.elであるKeySnailを実演してくれました。 anything-c-moccurみたいなこともできたりとか、すごかったです。 flashからフォーカスを奪い返すことができたりするので、第2ブラウザをChromeからFirefoxに乗り換えようかなと思いました。 是非とも使いたいです。 ちなみに第1ブラウザはw3mです、はい(笑)

VimEmacsユーザ交流セッション

交流セッションでは、同じ机にShougoさんがいたので、かなり盛り上がりました。

お題1:Vim(もしくはEmacs)を使ってない自分はすごく損をしている?

もちろん、大損ですね。 Emacsを使っていない僕なんて、考えられません。

お題2: 春から"プログラマー"になる人はどんなEditorを使うといいか?(VimまたはEmacsまたはその他Editorをお勧めする理由)

先輩やメンターが使っているものが鉄板です。 意志の強い人、あえて茨の道へ行きたい人は、VimEmacsをどうぞ(笑) 年配の人と仲良くなりたい人にもVimEmacsがいいでしょう。

ちなみに僕はEmacsへの憧れからEmacs道へ進みました。

お題3:VimまたはEmacsで開発をしている方の開発からリリースまでの手順や使用しているツールが知りたい

ヒューマンエラー防止のために自動化は不可欠だと思います。

ちなみに僕のelispのリリース手順はS式ハイパーリンクです。 こんな式をファイルの末尾に書いて、リリースするときはそこでC-x C-e! Gitにpushし、EmacsWiki公開、Twitter告知すべてやります。


;; (progn (magit-push) (emacswiki-post "anything-complete.el"))
お題4: フリーディスカッション(質問にひたすら応えるターン)

ここはgdgd雑談。

vimgolf

ノートパソコン持ってないので他の人がやっているのを見るくらいしか(涙) やはり勉強会にノートパソコンは必須ですね。

その後

帰りは、横浜の街をぶらぶら歩いていました。 横浜とかめったに行かないので、どうせだから探索しました。 探索とか好きなので。

そしたら、どこかの百貨店で巨大な駄菓子屋がありました。 子供のころ見かけた懐しい駄菓子がいっぱい、あの頃のままでいまだに生産されていたのが驚きでした。 会社つぶれてなくてよかったと思い、買いあさり、食べまくりました。

駄菓子は、久々に食べるとおいしいと感じるものですが、今食べたら昔ほどの感動はありませんでした。 数年前に食べたときは、それなりにおいしいと感じたものですが。 今の食生活は玄米菜食で糖分もかなり減らしているので、味に違和感がありました。 着色料などの添加物もけっこう入っていますし。 甘いのはめちゃくちゃ甘いです。

これを機に駄菓子はもう食べないでしょう。 しかし、一時とはいえ昔の感情を振り返ることができたのでよかったです。