ボードゲームとかで、1位2位の人がバチバチやりあってるところで、他の人の行動でどっちが勝つか決まってしまう問題のことらしいです。
最近、身内でSkypeしながらよくいろんなゲームやってます。
やるゲームというとパンヤとかペーパーマンみたいにオンラインゲームとか、非想天則とか黄金夢想曲みたいな対戦ゲーのような、いわゆるビデオゲームなものの他に、カタンとかあやつり人形みたいな、ボードゲームの類もやったりします。こういうのもネット対戦できるようになったわけで、いい時代ですね。リアルだとみんななかなか集まれないし。
ところで、カタンとかをやっていると「あれ、これ僕詰んだんじゃね?」のような状態になることがあります。囲まれちゃって道も伸ばせないし、家と町の数的にもどうあがいても勝利ポイントに届かないよ〜みたいな状態。
で、こうなったときに何をどうしよう。
個人的には、そもそもプレイ途中で詰んじゃう(負けて脱落したとかじゃなくて、プレイ中だけど。もうどうやっても勝てない*1)ようなゲーム側に問題がある気がしますが、まぁルールにケチをつけても仕方ないので何かをするわけです。
できることと言ったら、
1. 全力で頑張って可能な部分まで得点を伸ばす
2. 自分をここまで追い詰めた相手に延々と報復する
3. ひたすらターンエンド
4. 1位のプレイヤーに貢いでとっととゲームを終わらせる
こんなところでしょうか?
1つ目はなんかカッコいいですね。個人的にはこれが好きです。「僕さ〜あの時点で詰んでたわけよ。でも頑張ってここまで点伸ばしたんだよね(ドヤッ」みたいなこと言いたいです(
2つ目はちょっとうざいですね。でも、自分が詰んだ原因が偶然とかじゃなくて故意に潰しにかかられてなったら、これもありだと思います。ただ、次のゲームのことを考えると危険です。なんせ身内ですから、逆に次のゲームで報復されるかもしれません。下手すればカタンではなく、非想天則でボコボコに復讐されるかも……!
3つ目はなんか寂しいですね。いや、やることないなら仕方ないかもしれませんが、ゲーム中でやることが無くなったら話術で勝負しろということでしょうか……?
4はなんか……ひどい。
で、冒頭のキングメーカー問題ってやつ。僕としては1とか2みたいな行動でキングメーカーになったとしても、それは構わないと思うのです。
1に関しては、ゲーム(Game/試合)ですから、お互いに自分の最善手を指すのは普通のことで、1位になれないならそれ以降は最善手を指すのはダメ!っていうのは、それもそれで変な感じがするなぁと思うのです。カタンの場合は誰か1人しか勝利しないゲームなのでアレですが、順位が決まるゲームだったら1位にはなれなくても2位を目指すというのは問題ないと思います。
2については、ある意味自業自得なんじゃないかと。つまりはそのプレイヤーに相当な恨みを買うようなプレイをしてしまったわけで、そこをうまいところ他のプレイヤーに攻撃を促すように、計画された犯行(?)を行う必要があったのではないかと……
キングメーカーよくない!っていう人は3みたいなプレイになるのでしょうか? 僕は「あ、この人投げてる」みたいになると正直萎えるので勘弁してほしいなと思うんですが……うーん。
4でキングメーカーされたら怒ってもいいんじゃないかな? 周りは真面目にやってるわけで、その中で「わざと」最悪手を指すのは、1位の人にも失礼な気がします。1位の人は頑張った結果1位の地位についてるわけですし。
まとめると「1位になれないなら2位を目指せばいいじゃない」かなぁ? 前向きな目的があって、それが原因でキングメーカーになってしまうのは、別に構わないんじゃないというのが僕の考え。というか、僕としてはみんなで楽しく遊びたいので、最終的には○○が勝ったけど、みんな頑張ったよね。楽しかったよね。という感じに終われるプレイがしたいなぁと思うのでした。
ただ、世の中には「勝つか死ぬか」みたいなストイックな死闘を望む方もいると思うので、その辺りは遊ぶ前にちゃんと確認しておきましょうということですかね?
【2022年7月4日追記】
この記事は身内でオンラインゲームで遊んでいるときに書いた、一般論というよりは個人的な感想みたいな記事なのですが、10年以上経った今でも時々Twitterなどで言及していただいているようです。ありがとうございます。
せっかく見ていただいているので、誤字や日本語を大きく間違えている部分の修正と、今のブログのデザインにあわせた行間などの調整を行いました*2。
細かいニュアンスなどは当時の僕の気持ちを尊重したいので、文章自体は基本的にそのままです。読みづらいところとかは許してね。