眞子さまご婚約

「正式に決まれば心から喜びたい」 山本信一郎宮内庁長官

山本信一郎宮内庁長官(寺河内美奈撮影)
山本信一郎宮内庁長官(寺河内美奈撮影)

 宮内庁の山本信一郎長官は16日午後8時半から約30分間にわたり、宮内庁長官応接室で記者の取材に応じ、慎重に言葉を選びながらも、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが婚約に向けた準備を進められていることを認めた。

 山本長官は冒頭、「しかるべき時期に、宮内庁から発表をする計画を進めようとしていた段階」と説明。「(眞子さまとお相手の小室圭さんの)お二方がさまざまな準備を整えられた後に、宮内庁として(ご婚約内定を)発表する」とした上で、「現時点で申し上げることは差し控えたい」と述べるにとどめた。

 質疑では、ご婚約内定発表やご結婚時期の見通し、交際期間などに関する質問が相次いだが「現時点では未定」「申し上げる段階ではない」「分かりません」と同様の説明を繰り返した。通常はお二方で会見する形で行われるご婚約内定発表の方法についても「お二人の気持ちを尊重したい」とし、明言を避けた。

 ただ、小室さん側に了承を得たとして、小室さんの名前と生年月日、家族構成、勤務先などの簡単なプロフィルに関する情報については、口頭で公表。その上で、報道にあたっては「お相手のご家族に配慮した、良識のある対応をお願いしたい」と述べた。

 一方、「おめでたいことだが、長官としての受け止めは」との質問に対しては、初めて笑顔を見せ「正式に決まれば心から喜びたいことだ。その時点で、私の気持ちも申し上げたい」と応じた。

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