「ツイッター不倫」の米下院議員が辞任
【ワシントン支局】簡易ブログ「ツイッター」で自身の下着姿の写真などを女性に送っていたことが発覚したウィーナー米下院議員(46)=民主党、ニューヨーク州選出=が16日、辞任を表明した。女性絡みのスキャンダルで辞任した米議員は今年に入って3人目となる。
ウィーナー氏は会見で、騒動のために議員としての使命を果たすことが不可能になったと述べた。同氏は次期ニューヨーク市長の有力候補ともいわれていた。辞任を受けて補欠選挙が実施されるが、民主党が議席を維持する見通し。同氏の妻はクリントン国務長官の側近。
ウィーナー氏は疑惑発覚直後は「ハッカー攻撃にあった」などとうそをついていた。オバマ大統領も「私なら辞任する」と発言するなど、風当たりが強まっていた。