Googleは2月20日、Googleウェブマスターツールにおいて、新機能「データハイライター」の提供開始を発表した。データハイライターの英語版は以前から提供されていたが、今回、日本語でも利用可能になった。

Googleウェブマスターツールの画面イメージ

これまで、Webサイトの構造化データを、リッチスニペットの対象としてGoogleに送るためには、HTMLコードをマークアップする必要があった。しかし、Webサイトによっては、マークアップが難しい場合がある。

今回提供が開始されたデータハイライターは、HTMLコードを変更せずに構造化データを送ることができるツール。現在対応している構造化データは、コンサートや展覧会などのイベント情報のみとなっているが、今後ほかのデータタイプにも対応する予定になっている。

データハイライターはクリックのみで操作でき、イベント情報が掲載されたWebページ上で、主要なデータをひとつずつマウスで選択してタグ付けしていく、というのが基本的な操作となっている。

データ ハイライターは、ウェブマスターツールから自分のサイトを選択し、左のサイドバーにある「最適化」→「データ ハイライター」から使用できる。Googleウェブマスター向け公式ブログで、操作手順を説明する動画(英語)が公開されている。

ウェブマスターツールのメニューから利用できる