ウワサの現場

産経ニュース報道で情報多数 昭島警察署に眠っていた謎の金属球体『X』の正体判明

 警視庁昭島署(東京都昭島市上川原町)に保管されている、旧日本陸軍の航空施設跡地から発見された爆弾のような金属球体3個。詳細がわからず長らく処分に困っていたが、産経ニュースが報道したところ、全国から産経新聞や昭島署に多数の情報が寄せられた。情報を集約した結果、昭島署は球体Xを「航空機の夜間離着陸用誘導灯」と認定。担当者は「こんなに速く詳細が判明すると思っていなかった。情報提供に感謝します」と話している。

処分に困っていた謎の金属球体

 平成27年11月17日、昭島市中神町の工事現場から発見された直径約15〜20センチの謎の金属球体3個が、警視庁昭島署に届けられた。この工事現場は、旧日本軍の立川陸軍航空工廠や、米軍立川基地(キャンプ・フィンカム)など軍施設の跡地だった。

 当初、この金属球体は不発弾ではないかと思われていたが、調査をした自衛隊朝霞駐屯地は「不発弾ではない。詳細不明」と回答。内部から液体が入っているような音がするため「毒ガス」、芯(しん)があるため「軍用のランタン」などさまざまな憶測を呼んだ。

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