やることが多過ぎてスケジュールがパツパツの時は、とにかくそれをこなすのに必死で、「どうしていつもこんなに忙しいんだろう?」と立ち止まって考える余裕すらなかったりします。
そのような状態が続いている場合は、何かを切り捨てる時なのかもしれません。ギューギューに詰まった冷蔵庫の中から、賞味期限切れの食品を探し出すように、丹念に自分のスケジュールをチェックしてみましょう。
Photo by Greencolander.冷蔵庫の中で腐りかけの食べ物があったら、それを取っておいたりしませんよね。それと同じように、必要ではなくなった仕事や、嫌々やっているようなことがあれば、それはキッパリとやめるのがまともな行動です。
「Whole Living Daily」でTerri Trespicio氏が、スケジュールを自己管理するためには、いくつかの質問をしてみると良いと書いていました。
来週、来月のスケジュールを見てみましょう。仕事やプライベートも含め、すべての予定について、以下の質問を自問自答してみてください。
- 何をするのですか? なぜそれをするのですか?
- それをするのは好きですか? そこにいる人たちは好きですか?
- それをする理由となる大きなモチベーションは何ですか?
- それは本当に必要ですか? 大事なことですか? 何にとって? 誰にとって?
- もしそれをキャンセルしたり、止めたり、無期限延期したら、誰が一番ガッカリしますか?
- 自分で気になっていますか?
- いつこれを終わりにできますか? 強制終了できる状況ですか? もしくは「時期が来る」のを待ってるだけですか?
- これを変えるとするなら、次にどんな行動を起こしますか?(止める、縮小するなど)
- その行動を紙に書き出して確認しましょう。そして、今すぐそれを実行してください。
かなりグサリと刺さる質問が多いですね...。以上の質問を自分に投げかけ、実行できたら、スケジュールだけでなく、人生に新たな余白が生まれることでしょう。何かを手放した後には、必ず新しい何かが手に入るはずです。
Overcommitted? Purge Your Schedule Like a Dirty Fridge | Whole Living Daily
Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)