Googleは12月13日、同社の検索サービスにおける、2012年の国内旅行関連の検索キーワード動向を発表した。2012年1月~11月の検索ワードをもとにしたものとなっている。

発表によると、旅行系キーワードのボリュームは前年比で15%増。利用端末はPCが約6割、スマートフォンが約3割、フィーチャフォンが約1割となっている。タブレット端末は、まだ普及段階のため約3%にとどまっている。

旅行系ワード全体では、「ANA」が1位で「じゃらん」「JAL」が続く。旅行地では、「京都」「大阪」「名古屋」の順となった。

旅行系ワード全体のランキング

国内目的地別のランキング

旅行の形態では、「一人旅」「新婚旅行」「卒業旅行」が引き続き上位を占める中で、テレビ番組で取り上げられたことなどから「離婚旅行」がランクインとなった。

また、2012年に検索ボリュームが増加した、急上昇ランキングでは「ジェットスター航空」「ピーチ航空」などの格安航空会社や、「東京スカイツリー」「パレルホテル」など今年開業・リニューアルした施設がランクインする結果となった。

旅行形態のランキング

急上昇ランキング

Googleでは、このほか、2012年の検索ワードを分析した「Zeitgeist 2012」を公開しており、Zeitgeistでは世界各国の検索トレンドや、国内のジャンルごとのキーワードランキングを見ることができる。