延暦寺

比叡山 延暦寺は、滋賀県大津市坂本本町にある寺院。
最澄が、延暦四年(785)に比叡山に登り、比叡山寺(延暦寺の前身)を創建したことに始まる。
数々の名僧を輩出し、仏教史だけでなく日本史上に度々登場する古刹です。

境内一帯は国指定史跡。
平成六年(1994)に、ユネスコ世界遺産古都京都の文化財)に登録されています。

比叡山は大きく三塔(東塔・西塔・横川)の地域に分けられ、これらを総称して比叡山延暦寺といいます。
駅 →(シャトルバス)→ 横川 →(シャトルバス)→ 西塔 →(徒歩)→ 東塔 と廻ってみました。

横川

比叡山のいちばん北に位置し、ひとしお霊峰の感のする横川は平安の昔から現代にいたるまで多くの文学作品の舞台となっています。この地を開いた慈覚大師円仁も日本人初の旅行記「入唐求法巡礼行記」を著すなど学究質の気風が満ちた修行場ともなっています。朱の色も鮮やかな舞台づくりの横川中堂をはじめ四季に法華経論議することからこの名がある四季講堂(元三大師堂)、如法写経を納めている根本如法堂など比叡の面影を今に伝えています。

リーフレット」より

横川中堂

四季講堂(元三大師堂)

恵心院

根本如法塔


西塔

美しい杉木立と静寂な空気につつまれた、西塔には山上でもっとも古いお堂で、天台建築様式の代表とされる荘厳な釈迦堂をはじめ伝教大師の御廟である浄土院や「弁慶のにない堂」と呼ばれる常行堂と法華堂、浄土宗をお開きになった法然上人のご修行の旧跡地青龍寺、そして坐禅止観が体験できる居士林などが有り、訪れる人々に心のやすらぎと神秘の世界へ導いてくれるのが西塔地域です。

リーフレット」より

にない堂 (常行堂・法華堂)

常行堂

法華堂

釈迦堂

[

浄土院御廟

東塔への参道

山王院堂


東塔

さわやかな風に吹かれながら歴史を探索できる東塔には、比叡山延暦寺の総本堂国宝根本中堂があり、御本尊秘仏薬師如来をまつる宝前に1200年間守り継がれた「不滅の法灯」が光り輝いています。その他それぞれの一宗を開かれたお祖師像が安置されている大講堂をはじめ戒壇院や文殊楼、法華総持院、阿弥陀堂など重要な堂塔が数多く集まっています。又、天台の各宝物が収蔵展示されている国宝殿は厳かな雰囲気と安らぎを与えてくれます。

リーフレット」より

法華総持院東塔・阿弥陀堂

戒壇

大講堂

根本中堂

文殊