Dropboxは、数あるオンラインストレージ、ファイル同期ツールの中でもピカイチですが、スタート時の容量は2GBと、音楽ファイルの同期や同僚との業務ファイルのやりとりで使うには十分なボリュームとは言えません。そこで、Dropboxの容量を無料で増やす方法を一気にご紹介しましょう。

ただし、無料である程度の容量が増やせるのは確かですが、今からご紹介する無料の方法だけで50GBまで増すのは難しいです。無料で確実に容量が増やせる方法一覧として活用してください。

 1. 「はじめに」の項目を5つ完了する

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Dropboxにログインすると、上部のタブメニューに「はじめに」というタブがあります。そのうちの5つの項目を完了していると、無料で250MBの追加容量がもらえます。Dropboxを使ってさえいれば、かなり簡単な項目ばかりです。おそらく、すでにほとんどの項目を完了しているのではないでしょうか。

  1. Dropboxツアーを見る
  2. コンピュータにDropboxをインストール
  3. Dropboxフォルダにファイルを置く
  4. 複数のコンピュータにDropboxをインストール
  5. 友達や同僚とフォルダを共有
  6. 友達をDropboxに招待
  7. モバイルデバイスにDropboxをインストール

5つの項目が完了したら、Dropboxの容量が250MB増えているはずです。

2. TwitterやFacebookのアカウントを登録する

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TwitterやFacebookを利用していれば、Dropboxの「無料」ページでちょっとした作業を行うだけで、768 MBの追加容量がもらえますTwitterやFacebookのアカウントをDropboxに登録したり、Twitterで「@Dropbox 」をフォローしたり、ほんの一行のフィードバックを送ったり、Dropboxについてtweetしたりといったことを行えばOKです。最後の一つ以外は、どれもほんの数分で簡単にできますので、まだやっていないという人はぜひ。

3. 友だちを紹介する

これが容量が一番大きく増える方法です。すでにDropboxを使っている人はご存知だと思いますが、念のために紹介リンクシステムがどのようなものか説明すると、自分の紹介リンクを誰かに送って、そのリンクからDropboxに登録されると追加容量がもらえるという仕組みです。自分だけでなく、紹介リンクから登録した人も、同じく250MBの追加容量がもらえます。4人紹介すれば1GBですから、おいしいですよね。以下にスパム的ではない、効果的な紹介リンクの送り方をいくつかご紹介しましょう。

TwitterやFacebookに紹介リンクをポストする

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TwitterのフォロワーやFacebookのフレンドがたくさんいる方であれば、Dropboxがどういうもので、いかにすばらしいかを説明しつつ、紹介リンクをtweetしたり、シェアしたりしてみましょう(文字数制限がない分、Facebookの方がやりやすいかもしれません)。とにかくスパムっぽくならないようにだけは気をつけたいものです。容量は増えたけど友だちが減った...なんてことにならないようにしましょう。一つのSNSに対して、ピーク時(昼休みと土曜の夜)に一回だけ紹介リンクを出すのが、効果的かと思います。


友だちや家族に紹介リンクをメールする

身近な友だちや家族に紹介リンクをメールするのも良いでしょう。上記同様、Dropboxの概要と良さを説明できますし、メールならもっと詳しく説明できるので、より多くの人に登録してもらえる可能性があります。


その他

Dropboxやオンラインストレージがテーマの掲示板、自分のサイトやブログなどに紹介リンクを載せるのもいいでしょう。学校のクラスメイトにテック系のTIPSを教えつつ、Dropboxの紹介リンク付きメールを送ったら、それだけで20GBの追加容量をゲットしたという強者もいるようです。


ポイントは、本当にDropboxに登録しそうな人たちを、いかに多く探し出せるか? につきます。Dropboxは本当に使えるツールなので、ウソをついてまで誇張して良さを伝える必要もないでしょう。あまりパソコンなどに詳しくない人で、一人に一台パソコンが使えないような環境であれば、登録してくれる確率が高いのではないでしょうか。

4. 「.edu」ドメインのメールアドレスから登録してもらう

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紹介リンクから「.edu」ドメインのメールアドレスで登録されると、通常の追加容量の2倍の容量がもらえます。よって、一気に容量を増やすチャンスです。一人につき250MBが500MBになりますから、4人で2GB。今現在学生でなくても、まだ「.edu」のメールアドレスが使える人がいれば、お願いしてみましょう。一度登録してもらえれば、その後「.edu」アドレスが無効になってメールが送れなくなっても、追加容量はそのままです。

5. Dropbox関連イベントは要チェック

Dropboxは、時々追加容量が増えるイベントやキャンペーンのようなものを行っています。また、上記のような新機能の追加情報などを追いかけるためにも、ライフハッカーでDropbox情報がある時は要チェックです。

他にも無料で容量を確保する方法や、紹介リンクの効果的な使い方などがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。ただし、この記事のコメント欄に紹介リンクを貼るのは、ご遠慮ください

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)