どんどん豪華になる雑誌の付録が次のフェーズへ、ついに食べ物が付録となる雑誌が創刊


女性誌には本誌よりも付録がメインなのではないかと思われる付録がついてくることも多く、化粧ポーチやミラーはもはや定番、化粧品や文具など毎号手を変え品を変えて読者をひきつけようとしている現状があります。

また月刊誌などでなくても、ファッションブランドを特集した1000円程度のムック本にかなりしっかりした作りのバッグがついてくるケースは増えていて、付録のインフレとも呼べる状況は依然続いているのですが、ついに食品がついてくる雑誌が創刊されることが明らかになりました。


日持ちなどは心配ないようですが、今後は雑貨だけでなく食品方面にも付録インフレの波は押し寄せていくことになるのでしょうか。

詳細は以下から。ルピシア、お茶つきライフスタイル誌「Tea Party ~お茶にしましょ~」を創刊

雑誌初の食品付録がついた雑誌を刊行するのは、紅茶・緑茶専門店のルピシア(LUPICIA)。お茶がついた月刊ライフスタイル誌「Tea Party ~お茶にしましょ~」(税込980円)を2010年11月25日(木)から全国の書店や一部コンビニエンスストア、ルピシアの店舗とウェブサイトで発売します。

創刊号の12月号の付録は、いちごのクリスマスケーキをイメージした人気の冬季限定の「キャロル」と、ロゼ・シャンパンといちごの香りの「シャンパーニュ・ロゼ」といった2種類のフレーバーティー(香料で香りづけしたお茶)で、付録でのみ入手できる限定イラストラベル缶に入っているそうです。

付録の紅茶の内容量は各20gと、同店の定番である缶入り紅茶(50g)の半分程度の内容量ではありますが、紅茶専門店に行かないような人にも書店などで手軽に入手できるので、紅茶をよく飲む人はもとより、「付録があるなら買ってみよう」といったライト層も狙えそうな内容となっています。

雑誌のデザインと限定ラベルの紅茶はこんな感じ。若い女性というよりは、30代~50代くらいの女性をターゲットにしたような表紙です。


食品ならではの問題として、以前宝島社 「キャラ弁」雑誌の付録・食材用「抜き型5個セット」に色素が食品に付着する恐れがあるとして返品・交換対応となったこともあるため、衛生管理などいろいろな問題はあるかと思われますが、新たな分野への挑戦には期待したいところです。

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in メモ,   , Posted by darkhorse_log

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