そこに込められたメッセージの意味は?
各地で自転車を材料にした巨大な芸術作品を作り続けているアーティストのマークさんは、同じく芸術家のスペクターさんと一緒に最新作の「Cyclisk」を完成させちゃいましたよ。なんでも340台を超える使わなくなってしまった自転車ばかりを集めて、オベリスクとして積み上げたので、カリフォルニア州サンタローザの街角で注目のスポットが出現しちゃいましたね...
高さ65フィート(約19.8m)のCycliskの製作には、なんと日産が資金援助しており、総重量は1万ポンド(約4.5トン)にまで達してしまいましたよ! 地域には日産の他にも自動車ディーラーが勢ぞろいしているとのことでして、やっぱりこれは自動車の普及で不要になってしまった自転車の末路を暗示するモニュメントでもあるのでしょうか? それとも、逆に自転車のエコライフを際立たせるメッセージ性なんかがあったり?どうやら製作者のマークさんによれば、このCycliskを間近に目にして抱く思いは人それぞれに異なるので、どんな反響が得られるのかを自分たちも楽しみにしているんだとか。大規模なプロジェクトで視覚的に強いインパクトを与える芸術作品が発するメッセージには底知れぬ力もありそうですよね~
[Wired]
Brian Barrett(原文/湯木進悟)