2010年10月11日月曜日

"数学読本 (4) 数列の極限、無限級数 順列・組合せ 確率 関数の極限と微分法"の第17章(関数の変化をとらえる)の17.5(いろいろな関数の導関数)、指数関数・対数関数の微分の問50, 51, 52を解いてみる。


問50

問題の曲線上の点

(a,e^{a})

における接線の方程式は

y-e^{a}=e^{a}(x-a)

この直線が原点(0,0)を通ればよいので

-e^{a}=-ae^{a}

\log e^{a}=\log ae^{a}

a=\log a+a

a=1

よって、求める接線の方程式は

y=ex


問51

問題の曲線上の点

(a,\log a)

における接線の方程式は

y-\log a=\frac{1}{a}(x-a)

この直線が原点(0,0)を通ればよいので

-\log a=\frac{1}{a}(-a)

a=e

よって求める接線の方程式は

y=\frac{x}{e}


問52

\lim_{h\rightarrow0}\frac{a^{0+h}-a^{0}}{h}

よって求める極限はa^{x}の0における微分係数なので、

a^{0}\log\ a=\log\ a

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