展示されていた「Computer Graphic Watch」。ベルトなどの違いによる3つのタイプを展示していた
展示されていた「Computer Graphic Watch」。ベルトなどの違いによる3つのタイプを展示していた
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側面の2つのボタンと竜頭型のダイヤルで操作する。盤面は通常の腕時計よりは大きめになる
側面の2つのボタンと竜頭型のダイヤルで操作する。盤面は通常の腕時計よりは大きめになる
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 東芝は2013年1月8日(米国時間)、同日に開会した「2013 International CES」の会場で、高機能型腕時計(スマートウオッチ)の試作品「Computer Graphic Watch」を参考出品した。画面はフルカラーで200×320ドット表示の有機EL。英アームの設計に準拠したCPUを搭載し、OSはLinuxを採用。アナログ時計の表示をさまざまに変更できるほか、心拍計などの機能を備える。また、メール着信などの情報をスマートフォンからBluetooth経由で受信して表示することが可能。AndroidとiPhoneの両方に対応できる。通常の使用で、バッテリーは2~3日持続するという。

 商品化は未定。東芝ブースの説明担当者は価格について「時計としての使い勝手や質感を向上させることで、これまでのスマートウオッチにない、10万円を超える高級価格帯を想定している」と見通しを語った。