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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

こちらも毎年恒例、「明石家サンタ」。その明石家さんまの研究連載が「水道橋博士のメルマ旬報」で進んでいる【記録する者たち】

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/a-santa/

12月24日(木) 24:35〜26:35 放送
明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2015
聖夜の不幸話に合格の鐘が鳴る!まだ間に合います!豪華賞品が当たる、不幸話電話を大募集!今年は(秘)ゲストも参戦!?何が起こるかわからない2時間生放送!!

放送内容詳細
番組開始から25回目を数えるクリスマスの名物番組!クリスマス・イヴの夜、寂しく過ごす視聴者の皆さんにフジテレビからのプレゼント!明石家サンタとパートナーの亜希子サンタが聖なる夜を寂しく、幸薄く過ごしている方の「不幸せ告白生電話」に優しく耳を傾け、不幸せのレベルに応じて真心のこもったプレゼントを進呈。芸能人から告白電話が突如かかってくることも…。
今年は(秘)スペシャルゲストも迎えて、何が起こるかわからない2時間!博愛・平等の精神あふれる、お笑い「ヒューマン・ドキュメント・バラエティー」。
出演者
【司会】明石家さんま 八木亜希子
【レギュラー】村上ショージ 松尾伴内 木田優夫

ことしは明石家さんま60歳で、
自分は「笑っていいとも」終了に伴う「タモリ本」があんなに各所でヒットしたのだから、ことしは「明石家さんま論」のラッシュだろう…
と思っていたのだが、実はそうならなかった。
だが、それにも理由があって…明石家さんまの本を作るなら、当然、彼の膨大な芸能活動を資料的に網羅しなければならない。
その時点でミッション・インポッシブルだ!!!
どうやって集めればいいんだよ。


だが。
いるんだよ、そういう人が…若手の、いや学生のときからのさんまの歩みを資料的にチェックし、再構成している人が。

24.エムカク『明石家さんまヒストリー』
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【著者プロフィール/エムカク】
 
福岡県生まれ、大阪府在住のライター(『水道橋博士のメルマ旬報』が初仕事)。
少年時代から既に大スターであったさんまさんに僕が初めて興味を抱いたのは、1993年のこと。
将来に不安を感じ、鬱屈した気持ちを笑いで晴らしてくれたのがさんまさんだった。
それから間もなくして、ラジオ番組『MBSヤングタウン』に出会う。そこには、テレビとはまた違う、素に近いさんまさんの姿があった。
少年時代の思い出、栄光のさんまヒストリー、数々の試練、心を打つ至言……気がつくと僕は、さんまさんが発する言葉を手当たり次第、ノートに書き留めていた。
そして1996年3月23日、この言葉に出会う。
「言っときましょう。私は、しゃべる商売なんですよ。本を売る商売じゃないんですよ。しゃべって伝えられる間は、できる限りしゃべりたい。本で自分の気持ちを訴えるほど、俺はヤワじゃない」
僕はこの言葉に感銘し、さんまさんが“しゃべり”によって伝えてくれた言葉を、きちんと“記録”していこうと決意する。
2013年9月、さんまさんの“しゃべり”を元に、約20年かけて集積した明石家さんまに関する資料を総動員させ、『水道橋博士のメルマ旬報』にて、その観察結果を発表する。
いずれは「明石家さんま研究家」と名乗れるような活動をしていきたい。
twitterアカウント @m_kac
https://twitter.com/m_kac



 
【博士による著者紹介文】
 
エムカクさん。ボクには正体不明のサラリーマン
2013年8月21日。TSUTAYA梅田店で自主的な『藝人春秋』のサイン会を開催していた処、
「宛名は?」「エムカクと入れてください」
「君がそうなの?」と思わず口に出す。
この『水道橋博士のメルマ旬報』でもお馴染みの関西のお笑い発掘マニアである、柳田くんから、「素人でさんまさんのことを異常な熱量で記録するマニアがいるです」という噂を聞いて、Twitterのフォローをしていた
確かに尋常ならざる熱量を帯びていた。しかも愛情と感謝に満ちている。
「博士の年表を見てボクもさんまさんの年表を作ります!」
「じゃあ、未完成版で良いから、原稿を貯めるためにも連載してくれる?」
この流れから、連載スタート!
 
 今や、マジで出版社多数から、この連載の単行本化の問い合わせは殺到中だが、本人は「終了するまで邪念は入れたくない」とのこと


ことし「明石家さんま還暦本」があまり出なかったのは、出版社がこの「明石家さんまヒストリー」の争奪戦を行ったものの、当人が上記のようなスタンスだったためだったからだとマジで思っている。
だって、どんな「さんま研究本」も、現在まだ連載途中のこの評伝が将来一冊にまとまったら、「見劣りする」どころの話じゃないもの。


当然ながら、エムカク氏も「明石家サンタのクリスマス」はずっと追い続けているのだろうな…。



ごきげんよう、もクリスマスは連動しているのか。
いまさら知った。



そしてこれは、「記録する者たち」の「しゃべりの芸は消えていく、それでいい」とするものへの堂々たる挑戦である。

【記録する者たち】