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こどものための博物館キッズプラザ大阪!ガッツリ遊んでいっぱい学ぼう


キッズプラザ大阪は『遊んで学べるこどものための博物館』がテーマの日本初の本格的なこども向け博物館です。館内には、科学、世界の文化、職業体験、社会体験などさまざまな分野の展示がされていますが、それら展示物をただ見るだけなく、触れて遊んで学べるのが大きな特徴。家族旅行で大阪を訪れたなら子どもが主役になれるキッズプラザ大阪、オススメです。

最初からワクワクのキッズプラザ大阪

写真:けいたろう

今回紹介するキッズプラザ大阪は、大阪一の繁華街梅田からすぐの扇町のランドマークになっている、シルバーの外観がかなり目立つ関西テレビビル内にあります。建物に入ってすぐ、入り口の先にワクワクの装置が来館者を待っています。
キッズプラザ大阪の受付ゲートの目の前の壁一面に広がるのは、レールの中をボールが勢い動き回る「ボールサーカス」。螺旋やループコースなど複雑なコースをボールが通過したりジャンプしながら、さまざまな仕掛けを動かす様子に興味津々!ボールの流れを追いかけていると何分でも見ていられます。

写真:けいたろう

入り口のボールサーカスをじっくり観察したら、近未来的な通路の先にあるエレベーターに乗り込み5階へ向かいます。5階へ着くとさまざな面白体験が待っています。エレベーターを抜けて、真っ先に目に付くのが大きなポンプが特徴的な「じゃぶじゃぶポンプ」。
水槽の真ん中にボール状のタンクがあり、4種類のポンプを使って水を送って最後はザパーン!体を使って水道に使用されているポンプの特徴が学べます。

写真:けいたろう

じゃぶじゃぶポンプの向こうには、昆虫館や水族館のような自然コーナーがあり、身近な昆虫、大阪湾や淀川の生き物などが展示されていて、身の回りの自然に目を向けるきっかけとなる展示がされています。

とにかくいろんな物にふれてみる

写真:けいたろう

キッズプラザ大阪では、じゃぶじゃぶポンプや自然コーナーのほかにも展示がいっぱい!それらは、基本的に科学の原理を学ぶための物ですが、勉強させられているという雰囲気はゼロ!
人が中に入れるくらいに大きなシャボン玉を作って表面張力に触れたり、パラパラマンガでアニメーションの仕組みを楽しんだり、ガイコツのパズル「ホネガシャ」や「体温カメラ」で体の仕組みを覗けます。しかもそれらは遊びながらがモットーなので、子ども達は大喜び。何時間でもいられる楽しさです。

写真:けいたろう

キッズプラザ大阪では科学的な展示のほかにも、世界の国々の楽器や民族衣装、家屋の様子などを通じて、地球上に暮らす多くの人々の生活や文化を知るコーナーもあります。もちろん楽器を演奏したり、民族衣装に着替えたり家の中に入れるので、体験と遊びを通しての勉強となります。

写真:けいたろう

さらにキッズプラザ大阪には科学、文化にくわえ、社会を学ぶ場も用意。館内に駅のホームが再現され、車いすを使って電車に乗る体験ができるコーナーもあります。街中のちょっとした段差、バリアフリー化されていない自動販売機の不便さ、通常サイズの改札の狭さなどを車いすで体験します。
実体験を通して感じられるので、普段通りに生活していると気付けないバリアフリーの必要性を強く理解することができます。

フンデルトヴァッサーのこどもの街

写真:けいたろう

キッズプラザ大阪でいろんな体験していると、とっても気になるのが館内中央のお城のような建物。こちらはオーストリア出身の芸術家であり建築家でもあるフンデルトヴァッサー氏がデザインした「こどもの街」と呼ばれる遊具施設。

写真:けいたろう

自然を愛し自然との調和を目指したフンデルトヴァッサーは、自然界に存在しない直線を嫌った建築家としても有名で、床や壁など直線によるデザインが一般的なあらゆる場所で曲線が使われています。
まるで迷路のようなヨーロッパっぽい街並みは、実際には1度も行ったこともないはずなのに、いつか通ったことがあるような、なんだか懐かしいという不思議な雰囲気。街そのものが一匹の生き物のような印象を作り出しています。

写真:けいたろう

また、こどもの街の上と下をチューブ状のすべり台がつないでいたり、中央の塔と外壁を結ぶ通路がアミアミの渡り橋の通路になっていたり、おとぎ話に出てくるような建物ですがスリルも楽しめます。フンデルトヴァッサー氏がデザインした遊具で遊べるのは、国内ではキッズプラザだけという贅沢。
しかも完全屋内なので雨が降っても大丈夫。体をたっぷり使って遊べるスポットとなっていますので、梅雨時のお出かけなどにもオススメです。

職業体験もいろいろ

写真:けいたろう

キッズプラザ大阪では職業体験も大きな目玉となっています。「キッズストリート」では警察官、美容師、屋台の食べ物屋さんごっこを体験。「キッズマート」では買い物カゴを持って、お買い物体験もできちゃいます。

写真:けいたろう

キッズストリートで一番人気の職業は何と言っても郵便屋さん!子ども達はキッズサイズの制服を着て、キッズストリートのお店にお手紙を配達しています。

写真:けいたろう

またキッズプラザ大阪ではテレビ局のスタジオを再現。ニュース番組制作の裏側を体験できるコーナーもあり、本物のスタジオのような本格派。
テレビ画面に登場するニュースキャスターだけではなく、制作を行うディレクターやカメラマン、音効さんなどの技術スタッフの職業まで体験可能。撮影体験した映像は自分たちで視聴できるので、旅の思い出にピッタリです。

イベントも盛りだくさん

写真:キッズプラザ大阪

遊んで学べるがモットーのキッズプラザ大阪では常設の展示以外にも、休日を中心にいろんなイベントを展開。館内の「パーティーキッチン」では、季節の食材を使った料理作りや、おせち料理、こどもの日のかしわ餅、お月見のまんじゅうなど、四季折々の歳時ごとの料理を作って食べて、文化を学ぶ食育イベントを開催しています。

写真:キッズプラザ大阪

ほかにも日本の手作りおもちゃ作成イベントや、アフリカの伝統泥染体験、インドネシアの伝統音楽のガムラン体験など国内外のワールドワイドな文化に触れられる、さまざまなイベントが期間限定で行われています。

写真:けいたろう

またキッズプラザ大阪では、伝統や文化に触れるイベントが多い一方で、電子制御された鉄道模型(HOゲージ)を運転するといったコンピューターに触れるイベントプログラムも用意。色んなことに興味を示す子どもの好奇心をくすぐる仕掛けが盛りだくさんとなっています。

家族で大阪?それならキッズプラザ大阪

いかがだったでしょう?キッズプラザ大阪。大人でも博物館に行くと、ついつい楽しくなって、時間が経つのを忘れてしまいますが、こどものための博物館では、さらに時間の過ぎるのはあっという間。
旅行にキッズプラザ大阪を組み込むなら、ドーンと半日か1日分くらいの時間を確保しましょう。だたしキッズプラザ館内には、飲食スペースはありますが、カフェ等の飲食店はないので、お弁当などを持っていくか、近くの天神橋筋商店街でランチを食べて再入場がオススメです。
<基本情報>
住所:大阪市北区扇町2-1-7
電話番号:06-6311-6601
アクセス:地下鉄堺筋線「扇町」駅2号出口すぐ
JR大阪環状線「天満」駅西へ徒歩約3分
営業時間:09:30〜17:00
2017年09月現在の情報となります。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。

■関連MEMO
キッズプラザ大阪
http://www.kidsplaza.or.jp/

【トラベルjpナビゲーター】
けいたろう

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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