各ブラウザからパスワードを抜き出すフリーソフト「WebBrowserPassView」

Internet Explorer/Firefox/Google Chrome/Operaに保存されている各サイトのパスワードを抜き出して表示してくれるのがこのフリーソフト「WebBrowserPassView」です。極めてシンプルな機能なのですが「あのサイトのパスワードってなんだったっけ？」という時に地味に役立ちます。

使い方などは以下から。
※パスワードを抜き出すというソフトウェアの特性上、常駐させて使用しているアンチウイルスソフトやセキュリティソフトによってはスパイウェアやマルウェアとして反応することがありますが、誤検知なので問題ありません。

WebBrowserPassView - Recover lost passwords stored in your Web browser
http://www.nirsoft.net/utils/web_browser_password.html

上記ページ下部にある「Download WebBrowserPassView」をクリックして本体の入ったZIPファイルをダウンロードし、さらに日本語化するために「Japanese」をクリックして日本語化ファイルをダウンロードします。

Explzhなどの解凍ソフトでダウンロードした「webbrowserpassview.zip」ファイルを解凍し、その中に「webbrowserpassview_japanese.zip」を解凍すると出てくる「WebBrowserPassView_lng.ini」を移動させれば日本語化完了。「WebBrowserPassView.exe」をクリックすると起動します。

起動すると自動的に各種ブラウザのパスワードを読み込んでリスト表示してくれます。

「編集」から「パスワードをコピー」を選べば、パスワードのコピーが可能です

Firefoxに起動パスワード（マスターパスワード）をかけていたり、Google ChromeやOperaのパスワードが表示されない場合は「オプション」から「設定」をクリック

Firefoxの起動パスワードを「Firefox Options」エリアの「Master password」に入力すれば、Firefoxに記録された各種サイトのパスワードを読み込んでくれます。また、Google ChromeやOperaのデータが保存されているフォルダを指定することで、より確実にパスワードを抜き出すことが可能になります。