カテゴリ:PC本体、モニタ、DELL関係
今まで、SC430には「Matrox G550 PCIe(後期bタイプ)」挿してたんだけど…。
取り立てて困ってるわけじゃないけど、さすがにチップの古さで今時のビデオカードより見劣ります。 ビデオ編集ソフトによってはDirectX経由で3D機能を活用できるものや、ATIやnVidiaのはレンダリングプロセッサとし使えたり、ATIのRadeonX1x00系にいたっては映像エンコードのアクセラレータとしても使える。 これらのカードは大抵PCI-Express x16対応で、今うちでビデオ編集に使ってるDELLのSC430はもともとサーバなので、x16スロットが無い。あるのは、x1、x4、x8スロットが各1ずつ。 ただ、多くのx16用のビデオカードはx1やx4、x8スロットに挿しても動作する(※)。もちろん、それぞれのスロットモード(x1、x4、x8)に準じたデータ帯域制限を受けるので、それなりにピーク時の3D性能などは落ちるけど、こういう影響を受けるのは、ゲームとか3DCGをやる人くらいで、自分のようにビデオカード+レンダリングエンジンとして使う場合、帯域制限はさほど問題ではない。 (※実際問題として、BIOSがx1、x4、x8での動作をサポートしていれば、ほぼ現行チップのビデオカードは大丈夫。要はVGA BIOSの対応と物理的に挿せるかどうか。) ってわけで、今回、 ちょっと調べればわかるけど、SC430のx8スロットではビデオカードが動作しない。よって使えるのは、x1かx4。まぁ、帯域はあまり関係ないといっても、広いに越したことはないので、今回はx4スロットを加工。 詳細は、インターネットで検索すれば沢山ヒットするので省くけど、 写真の上側が、ケース背面(カードブラケット側)。 実際には、赤い部分をホットナイフ(※)で切り落とした。 (※半田ごての先端にカッターナイフの刃がついてるようなもの。100円ショップとかで売ってるらしいです。ホームセンターでも一式1,000円しません。) 今回は手持ちのホットナイフを使ったけど、新品のナイフを使う場合は、初めに十分温めて刃先が変色するくらいまで待ったほうがいい。 もちろん、メーカー保証がなくなるので、あまり他人に薦められる事じゃないけど…。 せっかくデジカメで撮影したので、作業工程を。 念のために、カードやメモリ、ドライブ類とかは外して作業。CPUとかはめんどくさいのでそのまま。もちろん、電源も抜く。マザーボードはケースに取り付けたまま。 加工前 こうしてみると大きく見えるが、幅約6~7mm高さ10mm程度で子供の小指程度のサイズなのと、スロット周辺に信号線が走ってるので、あまり手荒なことはしない方が無難。 また、ストッロの素材は力を加えすぎるとすぐに割れるので、注意。 養生して赤線部分をホットナイフでカット 今回は、ホットナイフを使いうので、周辺とスロット内部の端子を、ダンボールの切れ端と余ってたユニバーサル基盤で養生。ユニバーサル基盤が無ければ、金属や塗装されてるものや溶けるものでなければ、名刺か厚紙でも折ってスロットに詰めておけば大丈夫。 あと、養生にあまりセロテープとかガムテープなのでの固定用テープは使わない方がいい。 ホットナイフはあくまで切る工具。半田鏝だと熱で溶かす感じになるけど、ホットナイフは熱で柔らかくして切る感じ。加工後の処理が楽だし、スロット内の端子や周辺へもやさしい、はず。 まぁ、カッターなりリューターなり半田ごてなり、何を使って加工する場合でも、周辺の養生は必須。 約5分程度で完了 一発作業だったので少々見た目が雑だけど、余計な加工とかして加工面を綺麗にしても、切削ゴミが出るだけ。 ストッロにカードが確りと挿せることを確認したら、終了。 今回は、先日届いたAsus EAX700-Xがあったので、それを挿して動作確認。x4モードで動作した。 とりあえず、コレでSC430のビデオカードの選択肢が増えた。
ちなみに、今なら、ATI RadeonX1300系のPCI-Express x1のカードが10kちょっとで買えます。が、チップはRadeon X1300 HyperMemoryという、メインメモリ共有タイプなので、個人的にはNG。 他にも、nVidiaチップのワークステーション用カード(PCI-Express x1)の流出品が10k以下で出回ってる。ただし、2Dはあまり綺麗じゃないうえ、チップ自体が旧型でオーバーレイ等にバグ持ちorz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/26 05:08:09 PM
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