アジャイルサムライ 横浜道場(1回目)に参加してきました #agilesamurai #横浜道場

1/17に開催されたアジャイルサムライ 横浜道場の1回目に参加して参りました!

会場内のホワイトボード。
ディスカッション時のテーマ選択とタイムライン・・・かな?

大筋のレポートについては主催スタッフでもあられるブログの神な方のブログにて。
アジャイルサムライ読書会(横浜道場) 第1回に参加してきた #agilesamurai #横浜道場 - Diary of absj31

ちなみに、会場は今回はじめて訪問する株式会社アットウエア様
株式会社アットウェア
私は長年横浜市民をやっているので、ここはさすがに迷わないだろう!と思ったのですが。。。
しっかりと迷ってきました(^^;

そんな感じで、時間ギリギリに間に合わなかった?感じで到着。

最初にディスカッションしたい内容についての投票がありました。
私は以下の3つに対して投票を行いました。
(2)アジャイルの導入
(4)顧客・契約におけるアジャイル
(8)アジャイル導入時の困難な点、共有しづらい点

・・・無難な選択になってしまいましたが、アジャイル経験がない私としては導入についてのディスカッションは是非したいと思っていたので、このような選択になりました。
結果として、二つはディスカッション対象として残ったのでよかったという感じです。

以下、参加したディスカッションでの内容をざっくりと覚えている範囲で記載します。
意味の取り違えとか、間違って覚えている内容があったらゴメンナサイ>_<

■First Discussion

アジャイル導入時の困難な点、共有しづらい点」について


・意思決定者に話を通すことが難しい
 ⇒PMクラスよりも俗に言うシニアエンジニアの許可が取りずらい
  ⇒長年の経験によるノウハウをかえたがらない(うまく回っているから)
 ⇒いいものを取り入れていきたいという「若手」の意見が通らない
  ⇒逆に、長年勤めている神様的扱いの「年長者」の意見は通りやすい(神様だから)
・教育コストがかかる
 ⇒一度、「アジャイル」というものを理解する前に実践させられたことがあった(教育なし)
  ⇒PJは終了したが、品質的にはかなり悪かった
   ⇒短時間でも教育コストをかけることが難しい状況である(時間が取れない。必要性を感じてもらえない、等)

■Second Discussion

「自己組織化」について


・前回のディスカッションでは「アジャイルが先か、自己組織化が先か?」について話を進めていった。
・自己組織化
 ⇒自立、自律
アジャイルも自己組織化も「トップダウン」で行うことは難しい
 ⇒トップダウンで行うという事はある意味「押しつけ」になってしまう
  ⇒トップダウン形式での仕事の場合「チーム」ではなく「集団」で仕事をするという事になる。
   ⇒「集団」で仕事をすることにうまみが感じられない
・「チーム」で仕事をすること
 ⇒そもそも「集団」と「チーム」は違う
  ⇒「集団」はトップダウン形式(それ以外もあるけれども)によって「作られた集まり」
  ⇒「チーム」は「自分の意思決定(自主性)によってまとまった集まり」
・腐ったミカンによる負のスパイラル
 ⇒ポジティブなメンバーのモチベーションが下がる
 ⇒メンバーの自主性は大事
・価値を届ける、思いを共有する
 ⇒同じ価値観で進んでいく事でモチベーションも上がる。一体化
 ⇒(オーケストラを例に)各パート別々な事を行っているが「観客によい音楽を提供したい」というゴールを共有することによって、演奏(音)の内容も変わってくる

■Third Discussion

「自己組織化」について(2回目)


・結局はツールや手法云々ではなく、当人の「マインド」が重要となってくる
 ⇒いくらよいツール、手法があっても当人に自主性がなければ焼け石に水である
  ⇒このアジャイルでさえ、当人のマインド次第で無意味な物となってしまう。
・自主性
 ⇒自主性を持った人を集めてくるのか、集まった人たちの自主性を高めていくのか?
  ⇒最初の時点で自主性がない人でも大人であればある程度の自主性は持たせる事ができるはず
・腐ったミカンについて
 ⇒この現場ではそうかもしれないが、別の場所ではそうではないので全否定はいけない
 ⇒今の現場では問題がないかもしれないが、別の現場では自分が「腐ったミカン」になってしまう可能性もある
  ⇒老害化、無駄に熱い奴もある意味「くさったミカン」か?
老害
 ⇒自己組織化できていても、長年の経験に固執しているだけではただの「老害化」
  ⇒経験を重ねて行っても、新しい風をどんどん取り入れられる人でありたい
・信頼関係
 ⇒自己組織化できている人は「いい情報」「悪い情報」のどちらもきちんと提供してくる
  ⇒「いい情報」「悪い情報」を決めるのは個人ではない。客観的に事実を述べることが大事
 ⇒自己組織化できていない人は「悪い情報」を潰す
  ⇒自分の見栄の為に言いたがらない。報告がめんどくさい(誰かが言うだろう的な発想)

と、こんなところでしょうか。
最終的には、私のtwitterIDで以下のまとめをツイートしました。

■Eテーブルまとめ

全テーブル、まとめまで終わったところで懇親会に移行しました。
ほとんどの方が参加されていたかな?

私が参加したテーブルの上のビールとかピザとか。

他の勉強会でお会いした方、はじめてお会いした方と色々お話ができました。
私としてはまた、女性の方と知り合いになる事ができてうれしかったです〜。
後は、ディスカッションを一緒にした方が鼻メガネの会で知り合った方とお知り合いだったりでびっくりするなど色々ありましたw

横浜道場は家から結構近い(とは言っても、電車には乗りますが)場所にあったので、ほぼ最後まで最後の方まで残っておりました。
折角近いので、スタッフではないですが、何かお手伝い(片付けぐらいですが)できたらいいかもな、なんて思っています。

最後に、所感など。
3つのディスカッションテーマという事だったので、すべてのテーマのテーブルでディスカッションをしたかったのですが、2つ目のテーブルで残るとなり「自己組織化」についてを2度ほど、ディスカッションさせていただきました。
自分が選択しなかった「自己組織化」について2度もディスカッションになりましたが、これはこれでいい刺激を受けたのでよかったです。

今回のディスカッションで、私自信の耳に残ったキーワードは「自己組織化」「老害化」「チームと集団は違う」「価値観の共有」です。
特に「老害化」については帰宅してから色々と考えさせられました。
皆さん、経験が重なり、年を取ってくるとどうしても自分の中で培ってきた物を押し付けがちになってしまうのだろうなぁと思います。
なので、私自身も立場的に、無意識にそれをしてはいないだろうか?と。
今はまだ新しい物をどんどん取り入れて入っていると思っていますが、今後もそうであるか?と聞かれるとまだわからないので心に留めておきたい一言でした。

まだ、アジャイルサムライの読書会は1回目。これからどんなディスカッション、ワークショップを行って行くのかが非常に楽しみです。
2回目以降もぜひ、参加をさせていただきたいと思います。

主催、スタッフの方々、本当にお疲れさまでした。
これからもよろしくお願いします。