仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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仙台を拠点として、色々な鉄道に乗っていきます。
他にも船や飛行機、レンタカーと活動範囲を拡大中です。
最近はホテルのレビューにも挑戦中です。

ベッセルは広島の会社ということで東北に住んでいる私にはあまり馴染みがないホテルです。

ベッセルインはその中でも駅から近いことを売りにしているホテルが多いようです。

 

今回宿泊したベッセルイン上野入谷駅前は東京メトロの入谷駅出口から3分ほど、JR鶯谷駅からだと8分ほどと好立地です。

週末パスを使っていたので節約して鶯谷駅から歩きました。

 

通りから1本入ったところにあるので、最初は地図で確認が必要ですが難しい場所ではありません。

フロントは1階にあり、エレベーターは1基とこじんまりとした造りです。

 

エレベーターが少ないと朝に急いでいるときにイライラしますし、低層階だと来ても満員の可能性があるので、階段を探しておいた方が良いと思います。

幸い、このベッセルイン上野入谷駅前は階段も使っても大丈夫なようでした。

 

部屋は一般的なシングルルームでスツールもあって、狭くはないです。

 

部屋着がベッドの上に置いてあるのはよく見ますがきちんと袋に入っているのは珍しく、気配りが感じられます。

充電環境はベッドサイドやテーブルにはコンセントが6口あり、引き出しには充電器もあったのでかなり充実している印象です。

 

水回りは普通のユニットバスとトイレです。

狭くは無いです。

 

1階はフロントだけではなく、朝食会場として使うスペースが開放されており、コーヒーやソフトドリンクが飲めました。

21時からはお茶漬けサービスもあるということで時間が合えば行きたかったのですが、友人と飲みまくった私がホテルに戻ったのは日付が変わるギリギリでした。

 

朝食は豊洲直送のマグロが食べ放題なのが特徴です。

見る限りだと切り落としとたたきですが、味は間違いなく、朝から贅沢です。

 

他にも具沢山な深川めしがあって、これに白だしを入れて食べるのも朝にはぴったりだと思います。

シティホテルほど品数は多くなく、和食中心のラインナップです。

個人的には刺さるものが多かったのですが、パン派の人はちょっと合わないかもしれません。

 

ご飯でお腹を埋めてしまった私には食べる余力がありませんでしたが、甘いもの好きな方には蜜豆やあんこがあって、食後のコーヒーにピッタリだと思います。

 

 

 

 

土曜日に1万円で宿泊できるクオリティとしてはかなり高いように感じました。

 

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②の続き

 

 

 展望席

 

中間車でも十分楽しめるとは言いつつも、リゾート21には両先頭車に展望席があります。

 

自由席なので最前列は特に争奪戦となりますが、2列目以降も展望が楽しめるようにシアター式で階段があります。
バリアフリーを意識しなくても良い時代だからこそ出来たものですが、安全上この階段部分には立つのは禁止です。
クロスシートですが、さすがにリクライニングはしません。


現存しているものだと名鉄1000系のパノラマスーパーに近いですが、あちらは運転席が客室よりあって、運転の様子が見えませんが、2100系では運転する様子も見学できます。

今回は伊豆急下田からキンメ電車に乗車して、途中で伊東で下車、後続の黒船電車に乗りました。



伊豆急下田から乗車したのはキンメ電車です。

運転士の方が乗車する際、深々と客室にお辞儀をした後に着席したのが印象的でした。
 

海側は窓側が全部埋まっていたので、空いていた山側の最前列に座りました。

最前列よりも海側が人気なのは伊豆急行らしいです。

 

運転機器もだいぶ古く、ガラスにも汚れがこびり付いているなど年季が入っています。

 

 


運転動作を見るのも飽きませんが、海が間近なので景色も飽きません。
古い列車なのでブレーキを掛けると空気が入ったときの『プシュー』というのが聞こえるのがレトロですが、いかにも電車らしくて男性の心をくすぐると思います。

 


色々な対向列車とすれ違います。
 

この線区では一番新しいサフィール踊り子との離合。

 

 

サフィールにも展望席はありますが、リゾート21は展望席に特化してるので景色を楽しみたいっていうのであればリゾート21を強く推します。

特に前面展望はシアター式なのでリゾート21に軍配は上がります。

 


伊豆高原駅ではJR209系改造車、アロハ電車ともすれ違いました。


30分後に黒船電車が充当されていたので伊東で下車します。

 

伊東発の熱海行とJR伊東線で完結するのに車両は伊豆急行、間合い運用とは言え、両社の関係性が深いのがよく分かります。

 

黒船電車の展望車もモケットや車内案内表示器が少し違います。

昔ながらのモケットの方が子供の頃にも乗ったことがある私にとっては懐かしく思いました。
 

大きな違いは窓の支柱が無くなったので、より展望を楽しめます。
 

途中駅では先程乗ったキンメ電車とすれ違いました。
 

夕焼けと海がとても綺麗でした。

 


特急車両が普通列車に転用されるのを除けば、リゾート21は最も豪華な普通列車で乗り得列車に間違いないです。

毎日運行の観光列車とも言えるものなので、乗ってみる価値は大いにあります。

 

昔は普通電車のほとんどがリゾート21でしたが、老朽化に伴って廃車も進んでおり、現在の2編成も海の間近を走ることから劣化は進んでいるでしょうし、いつ引退してもおかしくはないと思います。

 

今のうちに乗っておくべき列車の1つだと思います。

なお、検査のため一般車両で運転されることもあるので、乗る前には伊豆急行のHPで必ず運行情報をご確認ください。

 

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①の続きです。

 

 

 黒船電車

黒船電車は日本開国のために下田に来航したペリー提督の黒船がモチーフです。


下田港内巡りに使われているサスケハナ号はまさに黒船をイメージしたものですが、似たようなカラーリングだと思います。


黒の車体に赤い帯が入るというシンプルな外装ですが、特急よりも迫力があります。
R-4編成は前面窓が真ん中に支柱の入っていない1枚窓になっており、ワイパーの形状も異なります。
こちらのほうがより前面展望が楽しめます。


黒船電車は内装が登場当時の色使いや原型を保っているように思います。

 


窓側の座席が一部異なっており、サロン風の配置があります。

 


キンメ電車と同じような座席もあります。
赤と青の座席は昔から変わっていないので、子供の頃に何度も乗った列車なので懐かしく思います。
 

確かに21世紀の電車を目指して作ったものの、座席の柄は最近の車両に比べて凝った柄になっていて、色使いもなんとなく国鉄風にも感じるし、ちょっとレトロなバーのような雰囲気です。
 

黒船電車ではコンセントの増設は行われていないようです。

 

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③に続く