9月7日、日本サムスンとサイバーステーションはデジタルサイネージシステムの分野で協業すると発表した。
今回の協業により、日本サムスンが販売中のオールインワン液晶ポスター「ハルヱとケイジ」と、サイバーステーションが販売中のクラウド型デジタルサイネージシステム「デジサイン」を統合。
統合されたサービス名は「ハルヱとケイジdeデジサイン」といい、コンテンツの作成・運用・配信、管理やニュース番組・新作映画プレビューサービス、設置場所・時間帯によるクライアント別配信などができるクラウド型デジタルサイネージシステムとなっている。さらに、VIDEO ON DEMAND(VOD)機能搭載などにも対応する。価格は初期費用が4000円、月額利用料金は5000円。
利用には、日本サムスン「ハルヱとケイジ」シリーズ及び、Windowsコントローラ一体内蔵型液晶ディスプレイ(19~82型)が別途必要。価格は販路により異なるが、32型の縦型ディスプレイ(スタンド付き)が20万円前後とのこと。
当日行なわれた発表会で日本サムスン DMAチーム チーム長 宮田隆氏は、「ハルヱとケイジ」という名前は子供とフロに入った際に思いついたという秘話を披露。
また、サイバーステーション 代表取締役社長 福永泰男氏は、デジサインはこれまでの1年間で800ヵ所に導入した実績を報告。今後は「ハルヱとケイジdeデジサイン」で、市場に選ばれるデジタルサイネージソリューションを提供していくとした。