2010年、世界的にその「市民権」を獲得した、ツイッターとFacebook。「フォロー」や「お友達」が増えていくたびに、なんとなく自分のネットワークが広がっていく気になるものですが、これと比例して、これらのメディアから流れてくる情報をコントロールする難易度も、グングン上がっていきます。そこで、ソーシャルメディアからの情報が多すぎてとっちらかりがちな人に、究極の整理整頓術をご紹介しましょう。

アーリーアダプターのためのブログ「louisgray.com」では、友達や家族などとの個人的なコミュニケーションと、その他の人とのオープンなコミュニケーションとが、ゴッチャになってきたときの対処法として、Facebook・ツイッター・Googleといった主要なソーシャルネットワークサービスの「友達」や「フォロー」を思い切って減らすことを提唱しています。

 具体的な方法としては、以下のとおり。

1: Facebook

Facebookでは、友達の削除プロセスはかなりシンプルになっています。左側の「友達」のタブをクリックした後、メイン画面の右上に表示されている「友達を編集」をクリックすれば、ドロップダウンで「友達」のフィルターが可能。「友達」からユーザを削除したい場合は、ユーザ名の横にある「×」をクリックすればOKです。

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2: Google Reader

Google Readerの整理整頓法には、誰の更新情報はフォローし続け、誰のものは削除するかを判断する上で、以下のような基準を設けるというアイデアがあります。

・ その人の誕生日に連絡した?

・ 最後に連絡を取ってから、1年以上経過している?

・ 日次・週次など、定期的に更新している人?

・ 単に情報をリツイートしているだけの人? それとも、考えや意見を加えている人?

他の整頓術としては、米Lifehacker記事「How to Declutter and Streamline Your Google Reader Inbox(Google Readerの受信トレイを片付ける方法)」(英文)に詳しく記載されています。

3: ツイッター

自分のツイッターアカウントがどうなっているのか? を可視化してくれる分析ツールとしては、「ManageFlitter」や「Nest Unclutterer」、「SocialToo」などがあります。これらを使って、アクティブでないアカウントや投稿が多すぎるアカウントなどを調べ、定期的に仕分けするといいでしょう。ツイッターの活用法については、ライフハッカーアーカイブ記事「大人のTwitter使いになるための6つのテク」などもご参考まで。

「とりあえず」、「念のため」と、安易に自分のネットワークに追加していくのは避け、「~に関する情報収集」とか「業界ネットワーク構築」、「旧友との連絡手段」など、目的を具体的に特定し、これに合ったユーザさんだけを厳選して追加すると、情報をコントロールしやすくなるかもしれませんね。

このほか、ソーシャルメディアとうまく付き合っていくためのコツをご存知でしたら、ぜひコメント欄で聞かせてください。

Unfriending, Unfollowing, Unsubscribing... Less Is More [Louis Gray]

Arvin Dang(原文/訳:松岡由希子)