もう、家に帰ろう〈2〉

もう、家に帰ろう〈2〉

もう、家に帰ろう〈2〉


待ちに待ちまくった続編をようやく入手し、待った甲斐があったとかのレベルじゃない感動に夫婦共々歓喜しております。


「2」はお子さんが生まれてからの家族の情景がメインなので、もちろん自分達の生活と重ね合わせてしまうんだけど、それにしたって写真にちょっとしたコメントをつけたものをほぼ時系列に並べて行くだけで、これだけの感動を伝えることができるなんてのは、やはりプロの表現者って素晴らしい。


写真のクオリティは当然としても、自分のiPhotoの中に溜め込まれている似たような画像に対して、ここまで気の利いたというか愛情のこもったコメントを付けられるとは到底おもえない。


撮るほうも撮られるほうも凄いのと同じで、愛情をこめるほうもこめられるほうも凄いってことなんだろうな。まだ先は長いので精進しよう。


真似することはできないかもしれないけど、何か違和感を感じた時に、藤代さんならどのように解釈し表現するか、という選択肢を持つだけでも人生は豊かになりそうだ。


ちなみに、前作との関連性を意識させるような構成というか演出というか、そのあたりもたまらない。やはりこの先も続いて行くのかな、なんて淡い期待を寄せてしまいますよね。次の節目はなんだろうな。


帯は今回もミスチルの桜井さん。今回も素敵な文章。先日、やはり藤代さんの「愛をこめて」を読んでたので多分そうだろうなと予想してましたw

時代を生きる力

時代を生きる力

時代を生きる力


さりげなく毎月10冊のコミットを2ヶ月つづけてやぶってます。読書のプライオリティを下げざるを得ない2ヶ月だったというよりは自分に甘過ぎた2ヶ月であったということか。今月からまた頑張ります。


「本書は、どのように二十一世紀を生きたらいいのだろうか、について僕が考えた現状分析と今後の展望、そしていくつかの提言である。」とのことで、ハイパーノマドを地でいく高城さんのぶっ飛んだスタンスも何冊か続けて読むと慣れて来るというか、そっちの方向が必然のような気がして来るあたり私はすっかり洗脳されているんでしょうね。


生き甲斐とか仕事とか教育とかも大事なんだけど、もう少し下のレイヤーの話、たとえば水とか食料とかエネルギーとか、このあたりの行く末についての見通しと少なくとも家族は守るための方策については、自分なりの結論を出しておかないといけないなと強く思いましたとさ。


。。。


あんまり感想が無いな。そうあるべきだと思うし、あとはやるだけだし。


メモ:

  • P.24 実は311以降、我々が直面しているのは、震災でも原発事故でもなく、この日本式システムそのものなのです。即座に対応できず、責任の所在が曖昧であり、また、システムが極めて不透明だということです。


  • P.140 真の復興は、震災だけを指すのではなく、日本式システムの崩壊からの復興であり、その後あたらしい日本がはじまるでしょう。すべては、個人が変えて行く、あたらしいライフスタイルからはじまると思います。


  • P.192 もはや何が真実であるのか、が問題ではありません。人の物語はさておき、自分の物語を、迷わず進めるかどうか、です。まずは徹底的な自己との対話なのです。


時代を生きる力

  • 少しでいいから「エネルギー自炊」を始める
  • ストロー浄水器とかサバイバルグッズを試してみる
  • 外貨を稼げるようになるための方策検討
  • 自分の情報ソースをもう少し整理というかまず意識してみる

2011年07月01日のできごと