新しい iPad を「今は」買わないと決めた理由。

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新しい iPad


主任こと asyunin です。毎回小難しい記事ばかりを書いていて、読者の皆様に不評を買っていないかと日々冷や冷やしていますが、今回もそんな内容です。

@entrypostman@kazuend は第三世代 iPad を買う!という宣言記事を書いていますが、小生はそれとは全く逆。今は購入する予定はありませんという内容になります。

小生は iPad 2 ユーザーですので第三世代 iPad と iPad 2 を比較しつつ、何故「今は」買わないと決めたのかという理由を書いていきたいと思います。

目次

iPad 2 と第三世代 iPad の違い

iPad 2 を持っている方、あるいは初代 iPad を持っている方で気になるのは、いま手元にある iPad と第三世代 iPad は何が違うのか、ということ。

大まかに iPad 2 と第三世代 iPad の相違点を挙げると以下のようになります。

  • 液晶画面:1024×768px → 2048×1536px
  • カメラ:720p 録画 → 1080p 録画(オートフォーカス)
  • プロセッサ:A5 プロセッサ → A5X プロセッサ
  • 重さ 601グラム → 652グラム
  • 音声入力の有無(第三世代 iPad では搭載)
  • AirPlay での 1080p 再生の可否(第三世代 iPad では可能)

※4G(LTE)は現時点では日本では利用できないので除外しています。

こうして見ると第三世代 iPad はおおむね性能向上を果たした訳ですが、そのために今後は初代 iPad や iPad 2 では満足に動作しない、あるいは全く動作しないアプリが登場する可能性もあります。特にそういったアプリが登場しやすいジャンルはゲームです。

第三世代 iPad ではクアッドコア GPU を iPad 史上初めて搭載しています。これは iPad 2 に比べるとかなりの性能向上でしょう。Retina Display 化に伴う要求もあるので、その余力をどこまでゲームアプリが利用できるかという点は非常に興味深いですね。

ヘビーゲーマーには第三世代 iPad はマストバイと言えるかもしれません。

その一方で性能以外の重要なものが変わっていません。それはデザインです。

iPhone 4 から iPhone 4S へ機種変更した理由

とは言うものの、小生は iPhone 4 から iPhone 4S に機種変更を行いました。デザインが変わらないにも関わらずです。特に iPhone 4 に不満があったわけでもありません。

では何故なのかというと、1年も肌身離さず使えば iPhone はいつ壊れるか分からない。通常の保証期間も終わる。ならば1年毎に買い替えた方が良いと考えたからです。

しかし、iPad は違います。壊れるかなと心配する要素がほとんどないのです。iPhone とは使用方法が全く違うことも影響しているでしょう。

そうなってくると買い替えを決める残りの要因は「性能」と「デザイン」です。小生の場合、iPad 2 の性能で十分に満足しています。となると残りは「デザイン」。

しかし、このデザインは iPad 2 と同じ。そうなると、やはり買い替えに至る動機が足らないのです。

初代 iPad ユーザーにとっては即買いな製品

初代 iPad ユーザーから見れば第三世代 iPad は買うかどうかは即決できるレベルの製品と言えそうです。

iPad 2 の優れたデザインを引き継ぎつつ、Retina Display に加えて高画質化を果たしたカメラ、さらには高速な A5X プロセッサと至れり尽くせりです。

しかも、iPad 2 が発売された時よりも安くなっている。これ以上に魅力的な買い替えの条件はないのではないでしょうか。

また、iPad 2 の販売が今後おおよそ1年間は継続されることが決まった中で、次期 iOS が初代 iPad に対応するかどうかは不安定な情勢となっています。そう考えると初代 iPad ユーザーにとっては今が買い替え時かもしれません。

買うとすれば Retina Display のインパクト次第

さて、今まで述べてきたように自分にとっての購入を決める要素たる「性能」「デザイン」を共に満たしていないので、現時点では第三世代 iPad を買う理由はありません。

そんな小生の判断をひっくり返す可能性があるのは Retina Display でしょう。

たしかに iPhone 4S に比べると1インチ当たりのピクセル数は劣ります。しかし Apple は使用する際の目と液晶画面の距離からすれば iPhone 4S とほぼ同等と発表しています。これがどれほどに素晴らしいのか、文章や画像からでは分かりません。

また、彩度が iPad 2 から 20% 向上しており、iPhone 4/4S には採用されていない技術によって、よりにじみの少ない液晶画面になっているそうです。

もし店頭で第三世代 iPad を見て触って、その液晶の美しさに惚れてしまったら、これを買わずにはいられないでしょう。これは iPad 2 のデザインと性能に満足しているユーザーにとって思わぬ伏兵となりそうです。

Retina Display 対応アプリは充実するのか

iPad アプリは iPhone アプリに比べてその数は多くありません。App Store に出品されているアプリは58万ほどでそのうち iPad アプリは20万ほど。そうした状況において、どれほどの iPad 用アプリが Retina Display に対応するのか、という危惧もあります。

現時点でも iPhone 用アプリの中には iPhone 4/4S の Retina Display に対応していないものもあります。

また、iPad アプリは iPhone にも対応したユニバーサルアプリも多く、その場合、アプリ開発者は iPhone 3GS 用・iPhone 4/4S 用・初代 iPad・iPad 2 用・第三世代 iPad 用と、4種類の解像度に適した画像データをそれぞれ用意しなければなりません。

そうなるとアプリ開発者にとって要求される労力が増えます。ですから、第三世代 iPad の発売当初は Retina Display 対応アプリの供給にいささか不安が残ります。

この点については第三世代 iPad を買う予定の方は要注目かと思われます。

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