米国のQE2:インフレ期待は上昇したが、これはQE2が成功したということだと思う
→秘書です。
米国ではQE2(Quantitative Easing 2:量的金融緩和第二弾)が成功しているようです。
→中央銀行はやればできる。中央銀行は何もできないという方、以下の意見にどう反論されますか?
国債買い入れは、政策金利がゼロ近辺になっている時には効果的な政策手段
実質金利は低下し、市場の期待は上向いた。ドルは下落し、株価は上昇した
インフレ期待は上昇したが、これはQE2が成功したということだと思う
明確なインフレ目標の導入は、金融政策を行う方法としてより好ましい
→それは「悪魔的手法だ」といいますか。唯一、長期デフレから抜けられない日本から?
■UPDATE1: 米景気見通し改善、QE2縮小検討すべき=米セントルイス連銀総裁
2011年 02月 25日 05:53 JST
[ボーリング・グリーン(米ケンタッキー州) 24日 ロイター〕 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れプログラムについて、景気見通しが改善したことから規模縮小を検討する時期に来ているとの見解を示した。
ブラード総裁は商業会議所が主催する朝食会で「国債買い入れプログラムを完了させるか、規模をやや縮小するかについて現在協議するのは自然なことだ」と指摘。
これについては3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で協議されるとの見通しを示した。
総裁は講演後、記者団に対し「11月の(QE2導入)決定時点よりも見通しが改善していることから、わたしなら(QE2を)若干修正する」と語った。
総裁は「原油供給の動向をめぐる強い懸念がある。欧州ソブリン債危機の問題もまだくすぶっている」としたうえで「それでも、11月の時点よりも見通しは良くなっている」と繰り返した。ただ、追加緩和が必要になる可能性は決して排除できないとも述べた。
国債買い入れは、政策金利がゼロ近辺になっている時には効果的な政策手段との見方を示した。
「実質金利は低下し、市場の期待は上向いた。ドルは下落し、株価は上昇した」と語った。
ブラード総裁は「恐らく世界的なインフレは、米国内の物価を押し上げるか、あるいは他の問題を引き起こす」との見方を示した。
米国内のインフレは歴史的低水準で推移しており、FRB当局者も最近まで米経済がデフレスパイラルに陥る可能性を危惧していたが、ブラード総裁は、ディスインフレ傾向はすでに底打ちしたとの見方を示した。
「インフレ期待は上昇したが、これはQE2が成功したということだと思う。ただ、ある期間内に解消しなければ、われわれが意図する以上のインフレ上昇を招く可能性がある」 とつけ加えた。
米国のインフレについては、国内経済だけでなく、世界経済が最大潜在能力で稼動しているのかが参考になると指摘した。
米経済がアンダーパフォームする一方で、世界経済は最大潜在能力に非常に近いか、最大潜在能力を上回る水準にあるとし「世界的な需給ギャップが大幅に縮小しているか、プラスになっている。インフレへの上向き圧力があると考えられる」と述べた。
また、明確なインフレ目標の導入は、金融政策を行う方法としてより好ましいとの見解を示した。
総裁は今年のFOMCで投票権を有していない。
米国ではQE2(Quantitative Easing 2:量的金融緩和第二弾)が成功しているようです。
→中央銀行はやればできる。中央銀行は何もできないという方、以下の意見にどう反論されますか?
国債買い入れは、政策金利がゼロ近辺になっている時には効果的な政策手段
実質金利は低下し、市場の期待は上向いた。ドルは下落し、株価は上昇した
インフレ期待は上昇したが、これはQE2が成功したということだと思う
明確なインフレ目標の導入は、金融政策を行う方法としてより好ましい
→それは「悪魔的手法だ」といいますか。唯一、長期デフレから抜けられない日本から?
■UPDATE1: 米景気見通し改善、QE2縮小検討すべき=米セントルイス連銀総裁
2011年 02月 25日 05:53 JST
[ボーリング・グリーン(米ケンタッキー州) 24日 ロイター〕 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れプログラムについて、景気見通しが改善したことから規模縮小を検討する時期に来ているとの見解を示した。
ブラード総裁は商業会議所が主催する朝食会で「国債買い入れプログラムを完了させるか、規模をやや縮小するかについて現在協議するのは自然なことだ」と指摘。
これについては3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で協議されるとの見通しを示した。
総裁は講演後、記者団に対し「11月の(QE2導入)決定時点よりも見通しが改善していることから、わたしなら(QE2を)若干修正する」と語った。
総裁は「原油供給の動向をめぐる強い懸念がある。欧州ソブリン債危機の問題もまだくすぶっている」としたうえで「それでも、11月の時点よりも見通しは良くなっている」と繰り返した。ただ、追加緩和が必要になる可能性は決して排除できないとも述べた。
国債買い入れは、政策金利がゼロ近辺になっている時には効果的な政策手段との見方を示した。
「実質金利は低下し、市場の期待は上向いた。ドルは下落し、株価は上昇した」と語った。
ブラード総裁は「恐らく世界的なインフレは、米国内の物価を押し上げるか、あるいは他の問題を引き起こす」との見方を示した。
米国内のインフレは歴史的低水準で推移しており、FRB当局者も最近まで米経済がデフレスパイラルに陥る可能性を危惧していたが、ブラード総裁は、ディスインフレ傾向はすでに底打ちしたとの見方を示した。
「インフレ期待は上昇したが、これはQE2が成功したということだと思う。ただ、ある期間内に解消しなければ、われわれが意図する以上のインフレ上昇を招く可能性がある」 とつけ加えた。
米国のインフレについては、国内経済だけでなく、世界経済が最大潜在能力で稼動しているのかが参考になると指摘した。
米経済がアンダーパフォームする一方で、世界経済は最大潜在能力に非常に近いか、最大潜在能力を上回る水準にあるとし「世界的な需給ギャップが大幅に縮小しているか、プラスになっている。インフレへの上向き圧力があると考えられる」と述べた。
また、明確なインフレ目標の導入は、金融政策を行う方法としてより好ましいとの見解を示した。
総裁は今年のFOMCで投票権を有していない。