インターネットへのアクセスは、人として生きるための権利の1つなのだろうか?

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    インターネットへのアクセスは、人として生きるための権利の1つなのだろうか?

    確かにネットないと何もできない今日この頃ですし...。

    米GizmodoのJoelは「インターネットへのアクセスって人としての権利なのかな?」というなんだか、ズコーンな疑問が沸きました。エジプトは先日、インターネットを遮断するという前例のない異例の処置をとり、日々の生活にあるインターネットにアクセスすることができなくなったのです。

    知りたいことをすぐに検索できない。友人にメールがおくれない。FacebookやTwitterなんてもちろん論外。

    そこで、ふとJoelは思いました。「もし自分がインターネットが政治的な理由で遮断され使えなくなった国にいる8千万人のうちの1人だとしたら、自分にとってTwitterやFacebookの更新はただの遊びやビジネスとしての副産物ではなく、言うなれば人とコミュニケーションをとるという人権の一部だと考え、それを主張するようになるだろうか?」

    つまりインターネット遮断は広い意味での人権侵害とも考えられるのではないだろうか、ということです。どうでしょう? 人とコミュニケーションをとるということは、やはり人として生きて行く上で当然認められる権利だと思います。インターネットはそのコミュニケーションの手段として人権の一部として認められる程我々の生活に深く関わっていると思いますか? なんだか自分ではっきり答えを出せそうにありません。インターネットへのアクセスは、人として生きるために必要な権利だと思いますか? とても興味深い疑問だと思います。

    Photo: (AP Photo/ Lefteris Pitarakis)

    そうこ(Joel Johnson 米版