交通事故を起こしてしまった。。という場合 | Vector にて公開中! メンタルに負けないFXトレードルール作り「FX延縄船」進水!!

交通事故を起こしてしまった。。という場合

 出来るだけ御世話になりたくないケースですが
 貴方の入っている自動車保険は貴方の思っているとおりの補償内容ですか?

 (最近は車離れということも聞きますが・・)


 まず、交通事故が起きたらどうなっていくのかな?という点から始めたいと思います。
 ああ!そういう流れで処理されていくのね。。とわかると理解しやすいと思いますので。。


 【交通事故発生!!】

  1.負傷者を救護しましょう(119番)
  2.道路上の安全確保しましょう
  3.警察へ報告しましょう(110番)

 「実況見分」をしてくれます。
     これをしないと保険金請求に必要な「交通事故証明書」の交付を受けられません。
     しかしそれ以前に道交法による義務です。(怠ると懲役又は罰金!!)

  4.相手の住所/氏名等の確認しましょう(保険会社に連絡するため)
  5.目撃者探しをしましょう(連絡先)
  6.保険会社へ連絡しましょう

  7.事故状況の記録しましょう(メモ、写真等)
     ・相手車両ナンバー、車種、色
     ・連絡先、勤務先(勤務時間であれば雇い主に請求する選択肢が増えます)
     ・車検証(車の所有者に請求する選択肢が増えます)
     ・自賠責保険、任意保険

  8.外傷は無くても必ず病院で医師の診断を受けましょう。

    一度「物損事故」として交通事故証明書が処理されると
    「人身事故」に切り替えるのは困難になってしまうので。。。



 【実況見分です】

  警察が事故現場で両当事者立会いで行います。
  (片方が負傷して不在の場合は後日別途行われます)



 【供述調書が作られます】

  実況見分調書を元に作成されます。
  警察は内容を両当事者に確認させて同意を取ります。


  記載内容を納得すれば署名押印をして下さい。間違いがあれば訂正を求めましょう。
  (訂正に応じてもらえない場合は署名押印を拒否できます)

  供述調書はその後検察庁へ送られて、検察はこれを元に起訴・不起訴を判断する。
  最終的には裁判所で刑事上の刑罰が確定する。


  ・・・というのが大きな流れ。




  【交通事故による責任】

   大きく3つになります。
   保険がからんでくるのは3番目。


   1.刑事上の責任
      被害者を死傷させた場合。


   2.行政上の責任
      道路交通法に基づく違反内容に対する行政処分。


   3.民事上の責任
      被害者に対する損害賠償責任です。

      民事責任は被害者が直接追及する必要があります。

      交通事故では自賠法が優先適用されるので
      自賠責保険での補償の後で民法による損害補償になります。

      ただし、自賠責保険は人身事故のみ対象なので
      物損事故では民法による損害賠償請求のみなので注意が必要です。



  詳細はまた次回。。。


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