【有名人ごはんの時間ですよ!】
毎週土曜の朝は「有名人ごはんの時間ですよ!」をお送りいたします。有名人こだわりのオリジナルレシピを調べ、ポーチ編集部員が気になるレシピを毎週代わりばんこで腕によりをかけてお料理するというもの。

本日は元女子プロレスラー北斗晶さんのオリジナル料理をご紹介します。数年前までは格闘家として恐ろしい面ばかりがクローズアップされていましたが、今ではプロレスラーの愛妻(恐妻?)家の夫を持ち、可愛い子供にも恵まれてからは大変に家庭的なことでも有名に。彼女の意外な一面を知って、新たにファンになった方もいるのではないでしょうか。

妻として日々の食卓にも色々と工夫を凝らしているという、北斗さんのオリジナルお料理は有名。いくつかのレシピ本も出版されているほどです。

さて、今回ご紹介するのは「魔法のとり唐揚げ」。いったい何が魔法なのだろう? 実は、鳥の代わりにあるものを代用するのですが、これがまた美味しい! 気になる方はぜひとも下記をご覧くださいませ。

「用意する材料」2人前
高野豆腐 2枚
片栗粉 適量
揚げ油 適量

(※A つけだれ)
酒・みりん・しょうゆ 各大さじ3
砂糖 小さじ2
しょうが 1/2かけ すりおろす
にんにく 1/2片 すりおろす
鶏ガラスープの素 少々

「作り方」
1. (※A)をすべて混ぜ合わせます。
2. 乾燥した高野豆腐を水に10秒ほどひたしたあと、水分を絞り、1の中に適当にちぎって入れ、味を付けます。
3. つけだれから高野豆腐を取り上げ、染み込んだ汁を軽くしぼって片栗粉を入れたビニール袋の中に入れて片栗粉を付けます。
4. 竜田揚げのようにするため、さらに片栗粉を入れたボウルに先ほどの高野豆腐を入れて170~180度の揚げ油で揚げれば出来上がり。

これはもう、どこからどう見ても「とりの唐揚げ」にしか見えない! 早速食べてみると……むむっ!!? つけだれに高野豆腐を入れておく時間が短かったのか、高野豆腐のパサパサ感が強くなってしまいました。とほほ残念、これは記者の過ちのようです。付けダレにひたした時間はほんの10秒ほど。もう少し長めに入れておけば中までしっかりと味が浸透してジューシーな仕上がりになりそう。ちなみに風味自体は、なかなかの出来栄え!

記者と同じ目(パサパサ)にあってしまった皆さん、そんなに気を落とさないで。実は、ここで何気なく添えていたレモンが本領を発揮するのです。この料理、レモンがあるのとないのとでは、驚くほど味の印象が違ってきます。レモンをかけると、風味はもう本物のとり唐揚げ! う、うまい! これぞ魔法だ! というわけで、興味を持った方は今夜のおかずにぜひ。

(記者/ 雨傘)
写真:Pouch