店長を任されていた会社を辞めることになりました。会社から携帯電話を支給されていないため、個人の携帯電話でお客様と連絡を取ることが多々ありました。もちろん、業者さんなどとの連絡も。
そのため、携帯電話内には連絡先、メールなどのデータが入っております。
このデータはどのように扱うものなのでしょうか?
また、会社よりお客様への「退社挨拶」は控えるように言われました。
入社時にそういった誓約書にサインをしたようなことはありませんが、退社後にその携帯内のデータを使用して挨拶することも難しいでしょうか?
相談できる弁護士さんを探しつつ・・・どなたか詳しい方、お教えくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
携帯電話の問題ではなく、信義の問題です。それを携帯の問題にすりかえようというあなたは
せこい、ずるい人間で、そういう相手と商売はすべきではありません。世間一般から見ればそういうことです。
一般的な話になりますが、企業がその活動をする中で得られる情報はその企業のもので、営業秘密と呼ばれます。
客先とのやりとりや、客先の連絡先もそれに含まれます。
普通は就業規則があり、その中で、社外に秘密を漏らしちゃだめよっってなっていると思います。
ここでの秘密は、客先の連絡先等であり、社外とは退職した後のあなたにほかなりません。
また、就業規則がなくても、一般的にはこれらは保護されるべきものです。
法律で言えば、不正競争防止法がそれにあたります。「不正競争防止法 引き抜き」ぐらいで検索すればよいかと思います。
退社後にその携帯内のデータを使用して挨拶することも難しいでしょうか?
きちんとした会社であれば、自宅に持ち帰った社内の情報は、退職時に破棄するか返すように言われると思います。それに連絡先もはいるでしょう。
法をかいくぐるのであれば、連絡先の取り扱いの実態が、営業秘密に値する取り扱いをされていたかどうかを問題にし、営業秘密ではないという論理を展開するぐらいかと思います。
ありがとうございます。
それではやはり、携帯のデータを削除するべきですね。
そうではない、という逆の意見をうかがったものですから、こちらでご質問させていただきました。助かります!
「退社」ではなく「退職」ですよね?
そのため、携帯電話内には連絡先、メールなどのデータが入っております。
このデータはどのように扱うものなのでしょうか?
すべて消去してください。
そのようなデータは「業務上知り得た秘密情報」に当たりますので、退職後に連絡するなどすると不正競争防止法で貴方が処罰される恐れがあります。
また、会社よりお客様への「退社挨拶」は控えるように言われました。
その会社の社員である限り、会社の指示にしたがってください。
失礼しました。退職です。
こちらで確認させて頂いて良かったです!
会社規定や誓約書にサインをしていない限り、データを使用しても良い、と聞いたものですから・・・。
ありがとうございました!
個人の感じ方の問題は置いといて下さい。
そうではなくて、データの扱いは法律などでどのようになるか?です。