昨年アメリカに滞在していたときに思いついて重宝していた英単語の覚え方があるのだけど、知人に話すと案外知られてないようなので書いておく。
その方法は「単語をGoogleで画像検索をする」だけである。単純だけど非常に強力で、単語帳を眺めたり辞書を何度を引いたりするよりも強烈に覚えやすい。
たとえば、’camaraderie’という単語を覚えたいとする。「友情」という意味の単語なのだけど、Googleで画像検索してみるとこうなる。
イメージがすぐにわかるので、単語帳で覚えるときみたいに[ camaraderie |【チーム仕事仲間の】友情, 同志愛; 仲間意識 ] という文字列を睨むよりはるかに頭に入ってきやすい。
この方法は、似ている単語のニュアンスの違いを理解するのにも役立つ。
たとえば、clearとbrightはだいたい明るそうなイメージの言葉だが、画像検索してみると
brightのほうがよりギラギラした感じの意味の言葉だというのがわかる。
ただ、この方法には欠点があって、たとえばbrightと似た意味の単語としてshiningがあるが画像検索するとこうなる。
こういうときはshining lightとかいう風に検索キーワードを入れるなどして工夫しなければならない。
あとから検索して知ったことだけど、画像検索を英語学習に利用する研究があるらしく日本語の論文もいくつか見つかった。
僕がアメリカで英語を学んだときに利用した例をいくつかのせておく。
turn … down
断るという意味。
shrug
肩をすくめるという意味。
extrovert
社交的な人という意味。
smuggle
密輸するという意味。